チュニジア戦記 (その16)
3位
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7月7日
朝6時にホテルをチェックアウトして出発。予想外のリゾートホテルの滞在で、地中海を満喫することができた。ホテル自体の品質には疑問が残ったが、タバルカという場所や気候は悪くないところだった。
所々で起きて写真を撮影したが、朝は苦手なので移動時間はほとんど寝ていた。地方での移動自体はとてもスムーズで,8時半ごろチュニスに到着。ただし、町の中は渋滞していてチュニスの中だけで移動するのに30分以上かかった。
留学生さんを乗せて、今日の調査地であるビゼルト地方に向かった。最初に、ビゼルトのCRDAの所長に書類の確認と調査の説明をし、問題がないことを確認してから専門家を紹介してもらった。
ビゼルトには、世界遺産にも指定されているイシュケルウ国立公園があり、そこでいくつかサンプリングすることになった。水辺から山裾までを散策した。さすがに多様性は高いようで、これまで見たことのないような植物をいろいろ見つけた。いくつか集めたところで仕事を終わらせ、専門家を管理棟まで送り届けた後にチュニスに戻った。
チュニスのガストというファーストフード店で食事。オープンテラスになっているが、今日の外気は異常なくらい暑いので室内で食べることにした。水を頼んだのだが、なかなか持ってこない。再度要求すると、ほんの少しだけ冷えた水がでてきた。多分、いまさっき冷やし始めたのだろう。
結局、サンドイッチを頼んだのが出てくるまで30分くらいかかった。ものすごいファーストフードだ。しかも大量にハリッサが入っていて辛すぎる。暑さだけでなく辛さでもトドメを刺す気なのだろうか。半分くらいしか食べられず、早めにホテルに戻って休憩することにした。
今日は暑かったせいもあって体力をだいぶ消耗したようだ。すこし寒気がしたのでベッドに入って休むことにした。7時くらいに留学生さんが来て、日本チームがロビーにいることを知った。
ロビーに行くと見慣れた顔があった。泣き言にも近い今回の調査の苦労話で盛り上がったあと、夜は日本からやってきた同じ職場の先生方と夕食をとることにした。ひさびさのまともな日本語に感動。夕食は有名なイタリア料理屋に連れて行ってもらった。
久しぶりのビールで乾杯。しわじわっと体の隅まで染み渡る感覚を久しぶりに覚えた。別の先生がワインまで注文していたので、渡りに船でそれにもありついた。チュニジアのワインでいわゆるしっかりしたものを頼んだのだが、味はまあまあの渋め程度。ちょっと飲んだだけなのにだいぶクラクラした。
しかし寒気が止まらない。夜になるにつれてどんどん悪化している。おそらく今日の気温が相当高く、湿気があったため、かなり体力を消耗したようだ。とりあえず今日の作業は中止にして、ひたすら寝るようにした。
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