この写真の旅行記 :
カメルーンの旅 パリ発ドゥアラ行き―ボン・ボヤージュ
―――「でも、今回の旅行前な、ケニアの爆破事件とかあったやん?」
「ああ、あれには笑わしてもらった。もちろん、事件のことじゃないよ。実は前から『ここへ行きたい』と思った国や地域が必ずいうてええほど「政情不安定」になるんや。91年はトルコ、思うたら湾岸戦争、それでペルー行くことにしたら内戦や。92年のモロッコは西サハラと戦争、アルジェリアと交戦。
93年の嫁ハンとの新婚旅行は出発当日、日本人が強盗に殺されて渡航延期勧告や。なかなか行けんかったイエメンも内戦に。スーダン行きたい思うたら内戦やらテロやら。ザイールも内戦でアカン。今回のケニアも間一髪やろ?ワシ・・・・・・・嵐を呼ぶ男やん・・・・・・・」『 ケニアの旅― ONCE IN A LIFETIME まるくんの旅は青空―より 』
ああ・・・・・・・・嵐を呼ぶ男やん(涙)。
―――そして、アタシが今回、吟味に吟味を重ねて、そのまた翌日申し込んだのが中央アフリカ。
カメルーンだった。
「カメルーン?なんで違うんよ??なんで、カメルーンなんよ?いつ間にカメルーンよ?」
そうせっつかれても、どこから説明申せばハニーチャマ、アタシの第六感って信じます?
南部アフリカは渡航費用が莫大にかかるし、西部アフリカは魅力的だがメインのマリは雨期で観光が絶望的な場所もあるらしく時期が不人気、そこで思いもかけない中央アフリカへ。
ちょうど「先行企画ツアー」という題目が目に止まって、あっさり決めた。
こういう旅先の選び方は後にも先にもはじめてだった(後からがあるかどうかはともかくとして)。
そのカメルーンであるが、カメルーン大使館発光のリーフレットにこう書いてある。
「――カメルーンは、食料は自給自足、石油資源も豊かで、飢餓も戦乱も難民もない、平穏で平和な国です。約200に及ぶ多民族・多言語の国民の教育水準もよく、人々は親切です。この国がアフリカの縮図といわれるのは、砂漠からサバンナ、そして大森林までアフリカの特徴的な生態系がすべて集まっているからです。(Embassy of Cameroon カメルーン大使館 発行)――」
どうであるか?
アフリカの至宝というより、それ以上、世界でも稀に見るパラダイスではないか。
ここはぜひ、―アフリカの縮図―で、アフリカの良いとこどり、総なめ、といこうではありませんか。
しかし、企画社から送られた同封の国別安全情報にも注意深く目を向けてみよう。

