あたりはずれが…

8月のお盆時期、福岡→ホーチミン→シェムリアップの往復で利用しました(行きのホーチミン→シェムリアップはカンボジアアンコールエアによるコードシェア便でした)。
初のベトナム航空でしたが、行きは良かったのですが帰りはまずまず、タイトルの通り、便によってあたりはずれがあるように感じました。

お盆シーズンでしたが行きは搭乗率6～7割程度、結構空席もありゆったりとしたフライトでした。行きの便では日本人CAさんも乗務しており(国内エアラインではなくいかにも外資系で飛んでいる、という感じのCAさんでしたが)、機内食もおいしく、サービスも東南アジア系でいえばシンガポール航空には遠く及ばないものの、それなりに悪くはないものでした。
一方帰りの便は日本到着がお盆最終日なので満席、さらにはホーチミン発0時50分の4時間半程度の比較的短いナイトフライトで眠い中、離陸後2時間くらいして朝食が出てくるというあわただしいフライトとなりました。機内食も洋食をチョイスしましたが、中華麺(だったかな？)がのびており、体調を崩していたことも相まって、半分以上残してしまいました。また、帰国便は日本人CAは乗務していませんでした。

今回行きも帰りも単通路機のA321型機でした。シートピッチ等は日本の航空会社と変わらない程度でしたが、ベトナム航空のA321はシートバックモニターがありません。ここ最近の国際線を飛んでいる機材としては少し寂しい気がしますが。なので、ipod等に映画、音楽をダウンロードしていくか、文庫本を持って行かれることをおすすめします。

サービス自体はまちまちで微妙でしたが、ベトナム航空の良いところはフルサービスのエアラインながらその安さにあります。時期によってはLCCより安い値段で出してくるときもあります。特に、当方現在は九州に住んでいることもあり、福岡に就航しているベトナム航空はLCCの恩恵を享受できない身としてはありがたい存在ですので、今後もコスト的な面で観れば利用する価値十分にある航空会社です。