マレーシアの治安やトラブル対策について

回答日：2013-02-25

旅行者を狙った犯罪です。
２００６年の事です、クアラルンプールでブラックジャック詐欺に途中まで遭いました。幸いにも逃げ出せたので被害はありませんでしたが。

街を歩いていると男性に「今何時？」と声を掛けられ、その後、従兄弟が日本に留学する予定なので、友達になってあげて欲しいと言われます。
そこでＯＫと言うと別の女性が現れて、男性から姉だと紹介され、3人でカフェでお茶をする事に。
話している途中で今なら従兄弟が家にいるので一緒に行けるか？と聞かれ別の親戚が車で迎えに来ます。
そのまま家に行くと従兄弟はおばあちゃんの手術の為、病院に行っていると言われ、帰って来るまでご飯でもどうぞと食事を進められました。（家には７?８人いました。）
食事が終わると、またさらに別の親戚（男性）が手品を見せてやると言い、トランプで簡単にブラックジャックを出していきます。その後、俺はディーラーをやっていて、今から俺の客が来るから、二人で組んで巻き上げようぜと誘ってきました。

それから数分後、ブルネイ人と名乗る男性がやって来ます。
イカサマなので最初から連戦連勝、2万アメリカドルくらいこっちが勝っています。そして最後の勝負と提案されて、今までの賭け分を賭けて勝負します。但しこっちの賭け分は現金がないので、紙に書いているだけでした。
それでは気が乗らないので、自分側もそれ相当の現金を見せろと対戦相手の男性に迫られます。
その時にグルになっているディーラー男性と俺が部屋の外に出て、どうやって現金を用意するか相談しました。結果ディーラー男性からの提案で俺が持っているクレジットカードで日本円で現金２００万円相当を用意しようと言う事に落ち着きました。
じゃあおろしに行くからＰＩＮコード（暗証番号）を教えてと言われたのですが、ここでとっさに「俺のカードは買い物専用でＰＩＮコードは無い」と嘘をつきました。その後、どうするどうするとなって、結局俺のカードで金（ゴールド）を買う事で話が落ち着き、車でショッピングセンターへ連れて行かれました。
まあ、最後はそのショッピングセンターで逃げる事が出来たのですが、相手に俺の持ち物を預けていなくて良かったと思いました。
ショッピングセンターもごく普通のものだったので助かりました。

翌日、街を歩いていたら同じように声を掛けられました。その時は近くに警察官がいてたので追い払ってくれましたが、それで初めて昨日のは詐欺だったんだと気付きました。