スイスのベルン辺りの４月下旬から５月にかけての景色について

回答日：2008-07-16

　基本的な話ですが、スイスは、場所によって数千メートルもの標高差があり、また、高い山脈があるために、同じ州でも谷あいごとに天候が大きく異なります。したがって、日本のような季節観はまったく成り立ちません。

　そのうえ、春はとくに天候が不安定で、冷たいビールが飲みたくなるような暑い日差しが照りつけ、野原が花々で埋め尽くされたかと思うと、数時間後には、一面が雪に覆われ、手も凍るほどに寒くなる、というようなこともあります。（したがって、春は、服装も、真夏のＴシャツ短パンと、真冬の防寒着の両方が必要です。）

　また、スイスの美しい春の風景が見たいのなら、古都ベルンは、不向きかもしれません。あの石の街に緑はありません。また、ルツェルンの周辺の山々も、丸くて、あまり「スイス」っぽくないと思います。

　イースターの日付にもよりますが、グリンデルバルトなどの有名観光地も、この時期、冬が終わって夏になる前のオフシーズンで、よく写真で見るような窓辺の花の飾り付けなどもありません。それどころか、ホテルや店を締めてイタリアに遊びに行ってしまう人も多く、通りは、閉まったシャッターが並んでいるだけだったりします。

　いわゆる「スイス」の美しい高原の新緑風景が見たいなら、モントルー・インターラーケン間のゴールデンパスラインがおすすめです。実際、この季節、この路線がもっとも人気があります。きらめく湖、深い森、雪解け水の青い川、小さな街と教会、牛や羊の群れ、果てしない牧草地、そして雪を残した山々が、つぎつぎと目の前に立体パノラマで色鮮やかに繰り広げられます。ただし、これも天候次第で、予約した日が晴れるとはかぎりませんが。

回答日：2008-06-03

rimigardenさんへ

スイス在住のippuniです。
4月下旬から5月上旬は寒かったり暑かったり不安定な時期ではありますが、丘ではタンポポの絨毯が見れる季節です。その年の気温によってもかなり変わるので一概には言えませんが5月上旬だと、まだ咲きはじめといったところでしょうか･･･。
5月初めだと、ベルンのバラ公園のバラももしかしたら咲き始めるかもしれません。レマン湖畔ではチューリップ祭り（たしか4月）も行われます。
暖かい地域に行けば綺麗な新緑とお花が咲いているスイスらしい景色を見られると思いますよ。

ippuni

回答日：2008-05-17

rimigardenさん　今晩は

１９９９年の４月にベルン、ユングラウヨッホを、訪問しました。

木は緑でしたが、季節外れの雪に見舞われ、珍しく登山列車は、運行中止で、翌日
再度訪問しました。

ユングラウヨッホに登山電車で登頂出来ましたが、眺望はガスで雲海のみでした。

ご参考に下記にホームページのアドレスを、付けておきます。

【参考URL】http://kaz-yk.hp.infoseek.co.jp/99swis/99-swis-1.htm

回答日：2008-05-16

ヨーロッパの大半は北海道の気候と似ています。
桜が咲くのも１ヶ月後なので、１ヶ月前、すなわち３月下旬から４月上旬の東京、大阪の季節と思うといいかと。やっと春の始まりで、新緑は１?２ヶ月先かと。
もう寒くはなく、低地では花は咲き出します。

回答日：2008-05-16

スイスいいですねえ。
私は8月の終わりに行ったのですが、ガイドブックでよく見る緑の中に一面の黄色いタンポポは5月と聞きました。それでさっきグリンデルワルド日本語観光案内所のホームページで見たら、5月5日に草原にタンポポの写真が出てました。そのホームページから“おやじのつぶやき”を開くと過去の写真も覗けます。
ベルンからルツェルンまでの沿線もとても素敵な景色でした。私はバスでしたが、列車の方が条件が良いと思われました。