あらゆる点でお勧めです

10月の三連休に宿泊しました。高齢の両親を伴っての旅行でしたので日本語が通じる所を選びました。
フロントも係りもベルボーイもドアマンも朝食のレストランのスタッフもほとんどの方が日本語を話せます。部屋のテレビもNHKの海外放送はもちろん、NHKのBS1もBSプレミアムも受信できます。朝の連続テレビ小説をオンタイムで見られて母は大喜びでした。
又、どの部署で働かれている方もとても感じが良く、従業員教育が行き届いていると思いました。

ロケーションは桃園空港から國光バスでアンバサダーホテル前で下車して2ブロックです。ホテルの横には常にタクシーが待機していて流しのタクシーを探さなくても大丈夫。ホテル横から故宮博物院や板橋の林家花園まで200～250TWDとタクシー代も安いので気軽に利用できました。桃園空港までは配車係りの提示金額の1000TWDでした（メーター料金ではありません）
両親があまり歩きたがらないので地下鉄は利用していませんが、駅まで歩いて5分ぐらいだと思います。ホテルの周囲にはレストランも多く、食事の場所にも困りませんでした。

部屋はクチコミで高評価のプレミアムツインを選びました。部屋は清掃が行き届いていて、壁や絨毯にもシミがなく、通常の清掃以外にメンテナンスも怠りないようです。デスクの上の小箱にはホッチキスやのり、はさみ、定規、鉛筆が入っていて、ビジネスマンが仕事が出来るよう細やかな配慮もありました。
バスルームのアメニティはロクシタンで、連泊の場合も新品の新しい物に替えられていました。スリッパも同様で、二泊目も真新しいスリッパがセットされていました。
バスルームと部屋の間の壁はガラス張りですが、入浴中はブラインドを閉めれば同室者の視線を遮ることができます。バスルームはバスタブの外でシャワーを浴びられます。もちろんトイレはセパレートです。
台湾はトイレに使用済みのトイレットペーパーを流せないので、日本から持参しました。他の方のクチコミにはここは流せるとの情報がありましたが、トイレを詰まらせる失態を避けるべく持参しました。日本のトイレットペーパーは水溶性なので流しても問題はありませんでした。ホテルの備え付けの台湾製のトイレットペーパーは使ってないので、詰まるのかどうかは不明です。ちなみにトイレ内に大きなゴミ箱はありました。

3階の中華レストランはホテル内のレストランですので町場よりは高いですが、上品な味付けで美味しかったです。
朝食のビュッフェ料理の品数も豊富でした。
1階にあるベーカリーのパイナップルケーキとヌガーもとても美味しかったです。

地下1階にテナントのお土産屋さんとテーラーがありました。お土産屋さんで印鑑を作りました。瑪瑙の印鑑で1200TWDでしたので、ホテル内のショップとは思えない良心的な価格です。滞在中に仕上がらない時は、追加料金なしで日本に郵送してくださるそうです。日本円の支払いもOKでした。同行者は翡翠のブローチを買いましたが、それもお買い得なお値段でした。店員さんは日本語が堪能です。

テーラーはシャツが3枚で10000JPYだそうです。今回は帰国前にお店の方から声を掛けられてそんなに安いと知ったのでオーダーできませんでしたが、次回はオーダーしようと今から楽しみです。

とにかくあらゆる要素で滞在中に不快なことがなく、私達が直に接していないホテルのスタッフの方も含めて、皆さん高い意識を持ってお仕事をされているのだなあ、と感服しました。次回の台北も必ず又ここに泊まります。