12月27日から1泊しました。
川沿いのチャンタブーン集落(Chantabun Riverside Community)と呼ばれるオールドタウンの一角に建っていて、古い建物が密集したノスタルジックな雰囲気によく馴染む素敵なHOTELです。
Baan Luang Rajamaitri Historic Innは築150年以上の歴史ある家屋をリノベートしていて、12室しかない客室は部屋ごとにインテリアが異なるため、じっくり選んでいるうちに予約が埋まり、あっという間に選択肢が少なくなってしまいました。
HOTEL前は車1台が通れるほどの道幅で、道路のすぐ脇にフロントがあって一部が資料館のように様々な日用品や資料が展示されています。
入口で靴を脱ぐとフロント脇に下駄箱があり館内は裸足で過ごすことになりますが、道路に面しているにもかかわらずキレイに掃除されていました。
チェックイン時に3種(アメリカン・お粥・麺)から翌日の朝食Menuを選びます。
1階の一部と2階が客室になっていて、私たちが予約したのはRed and Green Gems Room(客室前のプレートにはPloy roomと記載)という部屋で、川側の客室だったからテラスから川が望めました(ボートが通過するとうるさいけど、頻繁ではないため大して気にならなかったです)。
入口扉を開けると通路があり左手がサニタリールームで、その奥がリビングスペースとテラス、ロフトへ続く急階段をのぼるとベッドルームになっています。
昔の建物を利用しているため部屋自体は狭いのですが大型スーツケースを2個を広げるスペースは確保されているし、必要なものはコンパクトにまとめられていて気に入りました。
ロフトはセミダブルの布団型ベッドが2個と天井ファンがあるだけで、屋根の構造物が取り払ってあるから背の高い人でも普通に立つことが出来ると思います。
リビングスペースにはデスク・2脚の椅子・服がかけられる大きな鏡・壁面にハンガーかけ・冷蔵庫が配置されています。
アメニティは…水×3・綿棒・シャワーキャップ・石鹸・マドレーヌ置いてあり、その他にドライヤー・ティッシュボックス・ポット・シャンプー&シャワージェル(シャワールームの壁面に固定)が用意されていました。
コンセント口は多めですがTVやその周辺機器などで埋まっているので、サニタリー2か所・リビング2か所・ロフト2か所の計6か所が使用可能でした。
サニタリールームはミニマムにまとまっていますが、タライを利用した小洒落たシャワールームは適度な広さがありシャワーは熱い湯がすぐに出るし、排水は若干ゆっくりめでしたが水が溜まって池状態になることはありませんでした。
木造建屋のため廊下の足音が響いたり隣室の笑い声がハッキリ聞こえますが、宿泊客はちゃんと承知している人が多いようで夜は静かに過ごせました。
朝食は1階外のテラスで、ビュッフェ(パン・タイの揚げパン・サラダ・フルーツ2種・ジュース2種・珈琲・紅茶)と、チェックイン時に選択した朝食にココナッツミルク餅風のタイスウィーツが出てきて美味しかったです。
かつて建物を所有していた地元の名士:Luang Rajamaitri氏やその一家のモノクロ写真がインテリアとして用いられていて、館内どこを見渡しても絵になるモダンな雰囲気が予想以上に素敵だったので、今度は別の部屋に宿泊してみたいです。
チャンタブーン集落内にはコンビニが無いのですが、歩いて5分ほど先に小さな食堂やランドリーサービスがあり、10分くらい歩けばナンプマーケットチャンタブリという食べ物屋台中心の大きなナイトマーケット(20:00には閉店する店が多数)があるから特に不便は感じませんでした。