広いという口コミも多いので、どうかと思ったら同系列のマカオのベネチアンと比べて、ホテル自体はそれほど広くもなく割と使いやすい。
お部屋のグレードによって差は出るようだが、広さや設備も悪くない。
日本からトラベル会社を通して、バスタブのある部屋、ツインベッドをリクエストしており、チェックインでもその旨を伝えたのでTower2のプレミアムルームにアサイン。
ホントはダブルベッドの方が良い部屋になる確率は高いけれど、日本人はツインが好き。
シャンパンも振舞ってもらったが、チャックインまで5分ほどしか並ばなかった。
部屋に入ってすぐ、セキュリティボックスが使えないことが判明し、デスクに電話すると、人をよこすとのことでしばらくして中国系のスタッフが電池を持って現れてチェックするも、取り換えなきゃダメだと言う。
30分で終わるから人を入れてもいいか、と言うのでOKしたら、10分後に今度はインド系のスタッフがセキュリティボックスごとを持って来てしばらく作業をし、そっくりそのまま取り換えて帰っていった。
初っ端からこれだとその後に不安が残ったが、後に大きなトラブルはなかった。
ベランダのカギが壊れて閉まらないのと、最終日に隣の部屋のインド(アラブ?)人が大声で怒鳴っているのが聞こえる以外は...。
部屋のエアコンも調節できるので、眠るときは乾燥を防ぐため切っておけば良い。
シャワーの勢いも強く、バスタブの横に取り外しのできるシャワーもあって快適。
ドライヤーの温風も強く出るので使いやすい。
アメニティーも充実。ただし剃刀はないので男性などはご注意を。
ルームメイドの中国系の女の子に何度か遭遇したら、ものすごく感じが良かったのと2日目には、私のベッドに「何かあればご連絡ください、すぐに対応します」とメッセージを置いてくれたので、チップの習慣がない国ではあるが、Thank you!のメモと彼女への心付けを置いた。
プールに関しては、みなさんが書いている以上に特筆するべき点はなし。
ジムの中も見学させてもらったが、窓から景色を見ながら運動できる。
カジノについて。ベイサンズから直結しているカジノは、セキュリティが厳重。
入り口で3重にパスポートチェックがある。旅行者はほぼ問題ないとは思うが、じろじろパスポートの写真と顔とチェックされるのには可笑しくなってしまった。
出るときにもパスポートチェックは必要。マカオのカジノよりも厳重なセキュリティ。
1階がスモーキングエリア、2階がノンスモーキングだが、煙は上にあがるので2階もタバコ臭い。
ホテルの地下から数分で地下鉄(MRT)のBay frontに行けるので便利。タクシーの移動も楽だが、一方通行だったり、意外とぐるぐる遠回りをしてしまうことも。
最近のほとんどのプランは朝食つきだそう。ロビーフロアの2か所を選択できる。
メインの方は結構混んでいたけれど並んだことはなかった。フルーツもデニッシュも豊富。ひとり45S$くらいの伝票とサインを求められるが、後で請求はこない。
ビジネスセンターでは、一日2時間まで無料でインターネット使用が可能。MACが2台、WINが8台くらいある。毎日朝、使わせてもらえて助かった。
Wi-Fiはチェックイン後に与えられるパスワードを入れれば、タワー内は無料ネットにアクセスできる。これは便利。
チェックイン、アウトが混んでいるのは、スタッフの数の少なさもあるが、日本人、中国人が英語ができない場合が多いので、何かと確認に時間を要しているように思える。
数名で泊まった日本人などはチャックアウトに全員で並んで、ルームチャージをその場で割り勘したりしているものだから、時間がかかるのも当然。
日本人スタッフは常時いるわけではないので、私は一度も見かけなかった。
全体的には合格点なホテル。
ただし、英語ができた方が何かと便利なホテル。
サービスはこちらからアクションしないと満足できないかも。