レンタカーでの旅になったので、城壁に囲まれて車の出入りが難しそうな旧市街地内のホテルは避け、旧市街地のすぐ南外側にあるシオンの丘周辺のホテルを探してみました。
DAN BOUTIQUE HOTEL JERUSALEM(ダン・ブティック・ホテル・エルサレム)は、シオンの丘からさらに南側1km足らず。ヘブロン通りという車道すぐ脇にあって部屋からの眺めもよさそうなのでここに決めました。
DAN BOUTIQUE HOTEL JERUSALEMのサイトはこちら。http://www.danhotels.com/Boutique-Hotel-Jerusalem (英語版) ダン・ホテルは、イスラエル各地に展開しているホテルで、ここ以外にはエイラットでも泊まってみました。
DAN BOUTIQUE HOTEL JERUSALEMの所在地: 31 HEBRON ROAD 渋滞が無ければ、旧市街地のヤッフォ門あたりから車で10分程度。
エルサレムは丘陵地帯にある街。細い道が込み合っていて一方通行や右左折禁止の道も多いんですが、HEBRON ROAD(ヘブロン通り)はベツレヘムへ向かう道で、ホテルもすぐに見つけることが出来ました。
私たちが予約して行ったのは、朝夕のシオンの丘やオリーブ山、旧市街地方向が部屋からも見えるDELUXE OLD CITY ROOM(ダブル、朝食ブッフェ付き)。ここでは上記の景色が見えるお部屋にしないと意味がないと思います。
到着が遅れる連絡はしましたが、すっかり暗くなってから着いた初日の部屋が、予約していた部屋の条件と異なるようだったので、翌日には取り替えてもらいました。
画像は、取り替えてもらったあとの部屋。最初の部屋からも上記の景色は見えましたが、部屋や窓が小さくて、テレビが天井近くの壁に取り付けてあったのが気になりました。
ブティック・ホテルと名が付けられているように、部屋のインテリアは壁の絵や置物などがちょっと凝っています。設備は新しく清潔。
コーヒーセットやミネラル・ウォーターのアメニティのほか、プラリネやショッピングバッグ、死海のミネラル・クリーム類が3本もプレゼントで置いてあったのがうれしいサービス。
部屋からのネット接続可。そのほか、ロビー階にはPC2台のネットコーナー(有料)あり。
浴室はシンプルなデザインでも、お湯はよく出て気持ちよく使えました。浴室のアメニティは、エイラットのダン・ホテルと同じ、ゼリーのようにプルンとした感触のシャンプー類とまろやかな使い心地の石鹸でした。
ちょっと残念だったのは、1階の朝食スペース。窓が無く薄暗い雰囲気で、団体客が一斉に入ってくる時間帯はごみごみした感じ。でも、食事内容はよかったと思います。
肉類は無いんですが、ここでもチーズなどの乳製品が種類豊富。これも種類豊富なパンと一緒にあれこれ少しずつお試ししてみるといいですよ。
そのほかには酢漬けや燻製の魚類や野菜サラダ類、デザート類もあれこれ。一度は鮭の姿蒸しがど~んと置いてありました。
この朝食スペースは夜にはレストランにもなるんですが、お客が少ない日はクローズされてラウンジでのバー・フード程度の食事だけになるので要注意。
ホテル周辺は住宅と倉庫が並ぶ地区。ショッピングや食事を楽しめる場所は無いのが惜しい点。
ホテル正面から出てヘブロン通りを渡り、ちょっと坂道を下った所にある石造り倉庫を改装したカフェ・レストラン≪SHMIL AT THE LAB≫以外にはお勧めできる食事場所は無さそう。
同じくホテル正面口を出て、左手に200mほど道なりに行くとコンビニ的24時間営業のミニ・スーパーがありました。