ホテルを決めるまでにいろいろなサイトで調べまくり消去法でここにしました。ホテルのホームページから直接予約しました。Hilton Honors会員はWiFi無料です。バスタブの有無は私にとっては非常に重要です。バスタブがないホテルが本当に多い。口コミを読み漁った結果ここならバスタブのある部屋が多いかと思い選択したわけですが、まさかGWRタワーの中にもバスタブのある部屋とない部屋があるとは思わずHonorsアプリから前日にチェックインし自分で部屋を決めてしまったところ、ホテルに到着して鍵をもらい部屋に入ったらバスタブがなかったー!!!!重いスーツケースをごろごろしながら再度レセプションデスクに行き部屋の交渉です。スイートルームを薦めてきたので高すぎるためお断りしたところ追加料金なしのバスタブあり部屋に変更してもらえました。ここのスタッフに愛想がないという口コミを多数見かけましたが、今回はそうは思いませんでした。海外の中では普通だと思いました。海外あるあるですが、知り合いのスタッフや業者さんが通るとお客を差し置いて彼らと会話します。これに対する酷評も見かけましたが、まさに「海外あるある」なのでもう腹は立たなくなりました。英語のスピードは容赦ない速さですが、イギリス英語は比較的聞き取り易いのでありがたいです。到着時に宿泊費を払いました。デポジットはなしでした。(課金制の冷蔵庫もミニバーもないから?)デポジットに対する口コミも見かけましたが、ホテルによってはガッツリ取りますよね。ちなみに、皆さんが「遠い」と言うGWRタワーにはレセプションの左斜め後ろのエレベーターで2階(日本でいう3階)に一度上がり、案内表示の通り曲がりくねった廊下を歩いて行きます。途中3、4段の階段がありますし(ひぃぃぃぃ)、自動ドアではない扉もあります。そしてタワー棟のエレベーターに乗ると客室につきます。見た感じGWRタワーでなくても同じ階に階段がある廊下がありました。スーツケースを持っていると大変です。ちなみに駅から上がるエスカレーターが工事中のため(追記:後日近くにエレベーターをみつけたので正面にまわる必要はありませんでした。)一度駅を出て正面にまわりました。正面にも3、4段の階段があります。(ひぃぃぃぃ)バリアフリーには程遠いホテルですが古い建物なので仕方がないと思います。ヨーロッパの古いホテルは大抵バリアありまくりです。さて、部屋に入ったらまずスーツケースをバスルームに置き、ベッドのマットレスチェックです。流行りのトコジラミ対策です。マットレスは綺麗でした。パッと見、カーペットの床にもいなさそうでしたのでスーツケースを開けて椅子にトコジラミが嫌がるアロマオイルがブレンドされたスプレーをかけておきました。スーツケースの中には樟脳の防虫剤(ハッカのような香り)を入れてあります。安心してくつろごうとしたところ、窓が閉まっていないことに気づきました。閉めようとしましたがどうしても閉まりません。建て付けが悪くなっているようです。これが噂の設備の古さか!だいぶ悩みましたが、部屋からレセプションに電話し、設備スタッフの人に来てもらったところ閉まりました。(以降、窓開けないで!のメッセージを窓に貼っておきました。)部屋にはキングサイズのベッド、デスクとチェア、一人用ソファとサイドテーブルがありました。口コミ通り冷蔵庫はなし。無料のティーバッグやインスタントコーヒーが戸棚の中にありました。電気ケトルもあり。ドライヤーはクローゼット内です。バスルームにはシャワーブースと洗面台とトイレとバスタブがあります。バスタブは日本人の身長なら十分過ぎるほどの長さです。口コミを見て、なるべく夜早めの時間に入浴するようにしていました。これも海外あるあるですがシャワーの温度調節がうまくいきにくいです。慣れれば使いこなせます。水量は十分でした。アメニティは備え付けのシャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ハンドソープ、ボディローションとシャワーキャップのみです。海外なのでもちろん歯ブラシや櫛などはありません。洗濯物を干せる紐はありました。ベッドの寝心地は良かったです。クローゼットは少し使いにくかったです。バスローブやアイロンとアイロン台が収納されているので丈の長い物がかけられないし、かけるスペースもとても狭く引っ掛けられそうなところを見つけて別の場所になんとかかけていました。本当に必要最低限のホテルですが、パディントン駅直結の魅力は何にも優るので、また泊まってしまうかもしれません。