ホテルはリニューアルされて現在の名前はINK Hotel Amsterdam - MGallery Collectionです。ホテルの名称は元新聞社だった建物を改装してホテルにしたことに由来しているそうです。
アムステルダム中央駅から南にNieuwezijds Voorburgwalを600mほど下っていくと通りの左手にホテルがあります。平坦な通りですので、大きなスーツケースを転がしてもさほど苦痛には感じない距離です。また、ダム広場にも近く、アンネハウスなど主要な見どころは徒歩で十分なところにあり、ホテルの立地としては申し分ないと思います。
ホテルの間口は思ったより狭く、外観はこじんまりとした印象ですが、中に入るととても洗練された雰囲気で、素晴らしいの一言です。細部にまでこだわった作りは、レセプションやレストランなど共有部分だけでなく、部屋の細部、そしてドアにまでいきわたっています。
宿泊した部屋はスーペリアルームで、豪華ではありませんが、落ち着いた雰囲気でとても素敵な部屋でした。壁にはアムステルダムのタウンマップのイラストで描かれていて、机には同じイラストで描かれた“THE SOFT ATLAS OF AMSTERDAM”という本が置いてありました。おそらく部屋ごとに壁に描かれているイラストも違うのではないかと思います。ドアの外側にも部屋によって、ところどころ短い言葉が書かれていたりして、遊び心が満載で楽しめます。ちなみに私たちが宿泊した326号室のドアには“PSSST!”(ちょっと、あのね)と書かれていました。
ちょうどホテルに着いたのが昼ごろで、雨も降っていたので、部屋でひと休みした後、ホテルのレストランで、昼食にローストビーフサンドイッチとグリーンサラダを食べましたが、値段もそれほど高くなく(20ユーロちょっとくらい)、とてもおいしかったです。
朝食は種類も豊富で、とてもおいしかったのですが、ピークシーズンに宿泊したせいか、9時頃に行ったところ空席がなく、5分ほどですが待たなければなりませんでした。