<ベルベック空港 / Бельбек / Belbek (UKS)>
セヴァストポリ市街に近く、用のないシンフェロポリまでわざわざ行く必要がないです。キエフおよびモスクワと結ばれている空港なので
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続きを読むポリまでわざわざ行く必要がないです。キエフおよびモスクワと結ばれている空港なので、旅程を練る際に一考の価値はあると思います。何しろ、ヤルタとセヴァストポリの間は車窓がきれいです。
場所は良い方だと思います。ただし、市街地と空港を結ぶ公共交通機関がありません。私の場合、結局Web経由で車の送迎を頼むことにしました。(USD50は高かった。)
(ネットに、空港からはマルシュルートカと船を乗り継いで市街に行くということが書いてあったものの、空港でバス停を探して、いつ来るかわからないのに何時間も待って、さらに、川を渡る船に乗り換えて、またマルシュルートカに乗ってというのは現実的ではないと考えました。そして、行ってみてわかったことですが、空港前にバス停もタクシー乗り場も見当たりませんでした。)
なお、軍民兼用の空港のようなので、いくつか注意事項があります。
1)地図に空港ターミナルや滑走路そのものが表示されていないことがあります。
2)空港職員に聞いたところ、写真撮影はNGでした。
3)小さい空港なので、レストランやお土産屋さんでお金を使うのは無理と思われます。
市街地と空港とのアクセスが整備されるだけでも使い勝手がグンと向上して、悪くないんだけどと思えるだけに、非常に残念な評価になってしまいました。
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2014/03/20 追記
昨今の情勢変化に伴い、本ページを閲覧される方が増えていらっしゃいます。ついては、素人の浅知恵ではありますが、追記します。
上掲の情報は、あくまで利用時の情報です。今後、該地訪問にあたり、訪問可否並びに出入国要件等については、ご自身で十分ご確認ください。
とりわけ、最近までセヴァストポリは外国人の立ち入りが禁止されていましたし、ベルベック空港は見るからに空軍基地という場所でしたので、そもそも今後外国人が飛行機で乗り込むことが出来るかどうか、再確認が必要であると考えます。
私があてにするとすれば、主に以下の情報源です。ご参考まで。
1) 各国外務省の情報
安全情報など。本邦外務省のみならず、語学に堪能であるならば他国の情報も参考にされることを強くお勧めします。(十分理解できるかどうかは別にして、私なら、英米仏の旅行者向け安全情報くらいは目を通します。人によっては、独も参考に出来るはず。)
2) ウクライナの情報
施政権の変化、外国人の立ち入り可否(クリミア半島、セヴァストポリ市)
3) ロシアの情報
施政権の変化、外国人の立ち入り可否(クリミア半島、セヴァストポリ市)、ビザ要否
4) 空港並びに航空会社の情報
キエフ、シンフェロポリ、セヴァストポリへ乗り入れる航空路線が、国際線 or 国内線として運航しているか確認。電話もしくはオンラインチャットを通じてヘルプデスクに聞くというのもありと考えます。コードシェアしている航空会社ウェブサイトも確認。
5) 地元観光産業の情報
観光地ヤルタを擁するクリミア半島には、旅行会社及び宿泊施設が多く存在します。ヤルタに行くためにはセヴァストポリもしくはシンフェロポリからの交通アクセス情報並びに空港送迎情報がウェブサイトに掲載されています。今後の施政権の及び方の度合により、URLを含む住所表記並びに価格表記などが変化すると予想します。もしロシアの施政権が強くなれば、「Visa support」の文字も増えるでしょう。
以上です。
領土の帰属についてはコメントする知見を有しておりませんので差し控えますが、早く落ち着いて、また穏やかな日が戻ることを切望しております。
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