イスタンブール発アテネ経由サントリーニ島で利用。
まず言っておきたいのはユーロ圏のお荷物 ギリシャのエアラインだということ。
ストライキで欠航・遅延は日常茶飯事、ブチ切れる乗客の対応にも慣れたもの。
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ストライキで欠航・遅延は日常茶飯事、ブチ切れる乗客の対応にも慣れたもの。
ハナっから定時運行だとか、顧客満足度に興味はなく、自分(従業員)の都合に合わせて飛行機を飛ばしてやるから、乗りたいなら乗れば?的な感覚のエアラインです。
利用する際は、欠航・遅延を想定して、くれぐれも余裕のある日程を組まれることを強くお勧めします。
そんなわたしも勿論、アテネ発サントリーニ行きがストライキにあたり、
到着が7時間ものDelay。
フライト当日の深夜、突如ストライキのためにスケジュール変更の通知が送られてくる。
【オリジナル日程】
・イスタンブール(10:30発) − アテネ(12:00着)
・ アテネ(13:20発) − サントリーニ(14:10着)
【変更された日程】
・イスタンブール(10:30発) − アテネ(12:00着)
・ アテネ(12:00発) − サントリーニ(12:50着)
アテネで1.5時間の乗り継ぎ時間を取っていたのだが、一方的に変更された日程だとアテネでの乗り継ぎ時間は0分。
これだとアテネで入国審査もできないし、 どう考えても乗り継ぎは無理。
おかしいと思い、空港のカウンターで早速確認するも、あとで乗り継ぎ便の時間が変更されるから大丈夫とか、絶対に乗り継ぎに遅れることは無いから心配しなくても大丈夫とか、誰に聞いても大丈夫という。しかしナゼ大丈夫なのかという問いには誰も答えない。
仕方なくアテネまでひとまず行き、入国審査後に乗継ぎ便のサントリーニ行を確認して唖然。もうとっくに出発していたw(そりゃそーだ)
ストライキで午後の便が全部欠航になるので、午後便を予約している人はたとえ乗れなくてもひとまず午前出発の便に一旦無理やり変更され、アテネ到着次第、順次、カウンターで振り替え便に変更する手続きをとるという流れらしい。
そしてアテネ空港で便を振り替えてもらうためのカウンターに向かい、そこで目の当たりにするのが長蛇の列。
入国審査が一瞬で終わるEU圏内国籍の方々は入国後 早々と手続きの列に並べるが、EU圏外の国民はおのずと、長蛇の列の最後尾に並ぶことになる。
振り替え便ももちろん早いもの順なので、これには相当イライラきた。
アテネ空港でエーゲ航空の振り替えカウンターは、空港2Fの左寄り、120番チェックインカウンター付近の向かい側にあるエーゲ航空ボックスカウンターなので、もしこのような状況にあたったら、
なるべく早く入国審査を突破してこのカウンターへ猛ダッシュされたし。
カウンター係員も、本当にクレーム対応に慣れたもので、
一連のグダグダな流れに文句を言って何かしらの補償を要求しても、「仕方が無い。我々にどうしろと言うのか?」と逆ギレしてくる始末。
結局、7時間も後の便に振り替えとなったのだが、普通、7時間も遅れる場合は補償としていくらかの金額のバウチャーが出るもの。しかし今回出てきたのはミールクーポンだけ。
他の乗客も翌日便に振り替えとなった人もいたが、ギリシャだから仕方ないと呆れ顔だった。
長い休みで来てる欧米人は 1日2日到着が遅れても眉をヒョイとあげて仕方ないね♪ で済むが、休みの短い我々ジャパニーズはそうはいかない。
こんなに時間があてにならない、信頼できないエアラインは できればもう2度と乗りたくない。
ただ1つ、唯一の良い点は、CAが非常に綺麗なこと(たぶん世界一)。
制服はノースリーブで艶やかな雰囲気、容姿もこれぞCAという感じで実に華やか。
ただ、乗務態度はテキトーだし、おしゃべりも多くて怠惰な印象を受ける。
まさに この美しいエーゲ海という超優良観光地の上にあぐらをかく怠惰なギリシャ国民のように、
エーゲ航空もまた、ただCAが美しいだけで、1番重要なフライトの運行自体が超不安定、CAの態度も地上職員の顧客対応も誠意まるで無し。
なお、リコンファームは不要だが24だか48時間前のWebチェックインはしておいた方がいい。
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