関東で行くべき絶景紅葉スポット7選！日帰りで秋を満喫

秋の宝、紅葉――。日本中が色付くこの時期は、山々で、お寺で、公園で、美しい紅葉絶景が見られます。今回は、東京から日帰りで楽しめる関東のおすすめ紅葉名所7選をご紹介。どこも趣深い、魅力あふれるスポットです。ドライブがてら、紅葉ざんまいの旅へと出かけませんか？幻想的な景観が話題のライトアップ情報もお伝えします。

自然・絶景 2023/10/30

4travel.jp

フォートラベル編集部

1. 大田黒公園 / 東京杉並区

住宅街の先に現われる赤い絶景

photo by みやっちさん

荻窪駅から徒歩約10分。住宅街を通ってたどり着くそこには、清閑なたたずまいの公園が広がります。音楽評論家の大田黒元雄の屋敷跡地につくられた「大田黒公園」は、杉並の区立公園として初めての回遊式日本庭園。門から真っ直ぐ続く約70mの園路沿いには、樹齢100年を超えた大イチョウが並び、黄金色をした葉を白い御影石に落とします。茶室から臨む紅葉もきれい。

photo by tdrさん

メインはなんと言っても、庭園内を流れる川や池のほとり。モミジが水面を深紅に染めます。特に紅葉期間中のライトアップは、息をのむほどの幽玄な美しさ。鏡のように映し出された逆さモミジを眺めれば、都心にいることを思わず忘れてしまうことでしょう。

【ライトアップ情報】
期間：2023年11月24日(金)～2023年12月3日(日)
時間：月～木 17:00～20:00(最終入園は19:45)　金土日17:00～21:00(最終入園は20:30)

見ごろ：11月下旬〜12月上旬
アクセス：JR・東京メトロ荻窪駅から徒歩約10分

クチコミ：美しい

mogimogiさん

大田黒元雄氏の屋敷跡を杉並区が整備した日本庭園です。紅葉シーズンはライトアップも美しい公園です。幻想的な世界が広がり夜の闇に光の演出で見事な光景が広がります。昼間も暖かな雰囲気でゆっくり散策にもおすすめです。もっと見る

大田黒公園の施設情報

公園・植物園

みんなの満足度: 3.4

住所: 東京都杉並区荻窪3-33-12（管理事務所）（地図）
営業時間: 9:00～17:00 入園は16:30まで
休業日: 年末年始(12月29日～1月1日)
予算: 無料、茶室利用は有料

京都さながらの絶景

photo by ぽんで@あやこさん

多くの寺社が集まり、まるで京都のような紅葉風景が楽しめる鎌倉。名所の1つ「明月院」は“あじさい寺”としても知られていますが、紅葉時期もすばらしく、凛(りん)とした本堂の円窓“悟りの窓”からは、「本堂後庭園」の見事な紅葉が臨めます。幻想的なこの景色をSNSなどで見たことがある人も多いはず。なお、本堂後庭園は、花菖蒲と紅葉の時期だけ特別公開されます。

photo by Kotuicさん

鎌倉まで来たなら長谷寺の紅葉も愛でたいところ。三体がかわいらしく連なる「良縁地蔵」と“散りモミジ”ののどかな風景も癒やされますが、やはり「妙智池」や「放生池」の紅葉は見事。

【ライトアップ情報】※長谷寺のみ
期間：2023年11月23日(木・祝)～2023年12月3日(日)
時間：日没～19:00閉門(19:30閉山)
料金：大人400円　小学生200円

見ごろ：11月下旬〜12月上旬
明月院までのアクセス：JR北鎌倉駅から徒歩約10分
長谷寺までのアクセス：江ノ電長谷駅から徒歩約5分

旅行記：鎌倉紅葉巡り2018 ～円覚寺・明月院・長寿寺～

クッシーさん

鎌倉の紅葉は遅く、毎年11月末から色づき始め、12月上旬に見ごろを迎えます。2018年は猛暑や台風による塩害の影響で、鎌倉各地のモミジ、イチョウはかなりダメージを受けてしまいましたが、東京から遊びに来た友人を案内して紅葉巡りをしてきまし...もっと見る

明月院(あじさい寺)の施設情報

寺・神社・教会

みんなの満足度: 4.04

住所: 神奈川県鎌倉市山ノ内189（地図）
予算: 【料金】大人: 500円中学生: 300円小学生: 300円その他: 本堂裏庭園拝観は500円別途必要となります

長谷寺 (長谷観音)の施設情報

寺・神社・教会

みんなの満足度: 4.3

住所: 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2（地図）
営業時間: [3月～9月] 8:00～17:00
[10月～2月] 8:00～16:30
予算: 小学生 200円
大人 400円中学生以上
観音ミュージアム：大人（中学生以上）300円、小学生150円

メルヘンな世界で紅葉を楽しむ

photo by まーやんさん

童話『ムーミン』の生みの親として知られるトーベ・ヤンソン。彼女との手紙のやり取りから生まれたのが、自然の森に囲まれた「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」です。北欧の童話の世界をモチーフにした数々の建物と生い茂るメタセコイアなどの落葉樹が織りなす秋模様は、別世界に迷いこんだかのよう。

photo by まーやんさん

日本にいることを忘れ、ただただ静かに身を置いていたい――、そう思わせる景色が広がっています。森の妖精に会えそうな、ひと味違った絶景をこの秋、楽しみたい人に。

見ごろ：11月下旬～12月上旬
アクセス：西武池袋線元加治駅から徒歩約20分

旅行記：ムーミン谷に秋が来た☆紅葉の「あけぼの子どもの森公園」

まーやんさん

メタセコイアの紅葉が見頃という情報を見て、以前から行ってみたいなと思っていた「あけぼの子どもの森公園」へ出かけてきました。公園の最寄駅・元加治駅近くのパン屋さんで昼食用のパンを買いこんで、徒歩20分ほどで、ムーミンをモチーフにした...もっと見る

トーベヤンソンあけぼの子どもの森公園の施設情報

公園・植物園

みんなの満足度: 3.47

住所: 埼玉県飯能市大字阿須893-1（地図）
予算: 【料金】無料

紅葉列車

photo by sachigomaさん

紅葉化粧の山々を背景に悠然と走る列車。重厚なボディが紅葉絵巻の中を駆け抜けるさまは、日本の原風景を思わせます。秩父の「横瀬川橋梁」は、そんな“紅葉列車”を撮る絶好のフォトスポット！鉄道ファンでなくとも、この光景に心奪われるはずです。車窓から紅葉を眺めるのもおすすめ。

photo by yamyamさん

埼玉の秘境、奥秩父。なかでも唯一無二の絶景が楽しめる「中津峡」は、約100mもの断崖があり、壮大なスケールの紅葉が楽しめます。

見ごろ：11月上旬〜中旬

旅行記：紅葉の奥秩父と西武秩父秩父駅をお散歩

sachigomaさん

埼玉の人気スポット秩父の奥地に紅葉を見に行きました！！！今回も公共交通機関のみ使用日帰り旅です。金蔵落としの渓流三峯神社表参道入口大滝温泉道の駅祭りの湯秩父神社今宮神社もっと見る

秩父鉄道秩父本線の施設情報

乗り物

みんなの満足度: 3.44

住所: 埼玉県羽生市南1丁目1-62（地図）

日本三名瀑にかかる美しい紅葉

photo by まなさん

日本三名瀑の1つに名を連ねる袋田の滝。幅約73m、高さ約120mから落ちる大迫力の滝を紅葉が囲む光景は、息をのむほどの美しさ。

photo by ひろさん

西行法師がその昔「花もみち経緯にして山姫の錦織出す袋田の瀧」と詠み称えたのもうなずけます。

見ごろ：11月上旬〜中旬
アクセス：JR水郡線袋田駅からバスで約10分

旅行記：2020秋茨城：茨城県最高峰の八溝山と日本三大名瀑の袋田の滝

はんけんさん

２泊３日の旅行の二日目、那須岳が強風で登山不適とのことで計画変更。那須岳は最終日に廻して、この日は福島の白河から茨城の八溝山と袋田の滝へ。八溝山は、日本三百名山の一つで、茨城県の最高峰。この前の週に、紅葉が見ごろだったと情報もあり……もっと見る

袋田の滝の施設情報

自然・景勝地

みんなの満足度: 4.06

住所: 茨城県久慈郡大子町袋田3-19（地図）
営業時間: 5月～10月 8:00～18:00
11月 8:00～17:00
12月～4月 9:00～17:00
予算: 子供 150円
大人 300円
※観瀑施設(袋田の滝トンネル)利用料

ダイナミックな紅葉！

photo by マロニーちゃんさん

水しぶきをほとばせながら、ごうごうと爆音をとどろかせる「吹割の滝」。その迫力の景観から“東洋のナイアガラ”と呼ばれています。V字の谷に向かって河川が豪快に流れゆく勇壮な姿は、まさに圧巻。大地のみなぎるパワーを感じずにはいられません。紅葉もダイナミック。荒々しく削られた岩肌を見事なまでに染め上げ、言葉では言い尽くせない美しさを見せてくれます。

photo by kuropisoさん

爽やかな空気、壮快な渓流、鮮やかな紅葉のコラボレーションが楽しめる、吊り橋からの眺めも目に焼き付けたなら、訪れたいのは老神(おいがみ)温泉。片品川に沿った温泉地で、紅葉散策で疲れた体をやさしく癒やしてくれます。日帰りで立ち寄れる温泉もあるので、要チェック！

見ごろ：10月下旬〜11月上旬
吹割の滝までのアクセス：JR沼田駅から関越交通バスで約40分
老神温泉までのアクセス：JR沼田駅から関越交通バスで約70分

旅行記：紅葉の群馬、吹割の滝を廻る

fmi(ふみ)さん

山と渓谷のくに、群馬。上越線通る巨大河岸段丘の街、沼田から、尾瀬片品へむかう途中に、「群馬のナイアガラ」があるという。その「ナイアガラ」こそ、片品川にある寄瀑、「吹割の滝」。NHK大河ドラマ「葵」のOPでしょっぱなに映像に現れる……もっと見る

吹割渓谷吹割の滝の施設情報

自然・景勝地

みんなの満足度: 3.99

住所: 群馬県沼田市利根町追貝（地図）
休業日: 例年12月中旬～3月下旬は冬季閉鎖
予算: 見学自由
観覧料無料

SNS映えの”床もみじ”

photo by Azさん

まるで一幅の錦秋絵巻のような絶景――。東京から車で約2時間のところにある「桐生宝徳寺」では、関東では貴重な“床もみじ”の極上紅葉に出会えます。本堂内にある28畳の床に紅葉が鏡のように映り込む「紅葉リフレクション」は、訪れた人々を魅了してやまない景観。床一面にゆらりと描かれる深紅のモミジに圧倒されることでしょう。

photo by Sisyphusさん

境内の手入れの行き届いた「石庭・枯山水庭園」も見事。白と赤のコントラストが鮮やかに映えます。境内から望める関東百名山の「鳴神山」の紅葉とともに、秋だけの特別なアートを鑑賞しませんか。宝徳寺のかわいらしい個性的な御朱印も人気です。

【秋の床もみじ特別公開情報】
期間：2023年10月20日(金)～2023年11月30日(木)
時間：9:00～16:00 (閉門16：30)
料金：10月大人800円　11月大人1,200円　高校生以下無料

【ライトアップ拝観情報】
期間：2023年11月11日(土)～2023年11月28日(火)
時間：17:00～20:00(閉門20:30)
拝観料：大人1,200円　高校生以下無料

見ごろ：11月中旬〜11月下旬
アクセス：東武鉄道赤城駅・相老駅からタクシーで約15分、JR桐生駅からおりひめバスで約25分