2009年の旅 37 静岡市〜清沢と川根〜を訪ねる
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あいにくの下り坂の天気の中、夕食もそこそこに家を出た。向かう先は静岡市から川根の千頭に行く途中にある奥深い山の部落。でも市街地からわずか1時間という距離である。
静岡という地域は特殊といえるかもしれない。特に静岡市は海と山が目の前にあり、どちらも簡単に行ける。自然も豊かだ。それでいて都会の要素もある。それが静岡の魅力かもしれない。
今回招かれたのはその山間部にある小さな部落での芸術祭を兼ねた安倍川流域に伝わる各部落の神楽のお披露目であった。近年になって毎年行われるようになったという。
小雨が降る中真っ暗な道を進んでいくと部落の小さな明かりが見えた。車1台がやっとという細い山道の峠を登る途中に案内の人と車がズラリと並んだ道が見えた。ここが会場だ。
峰山という部落の小学校が会場になる。近くに車を止めて歩くこと10分程。思ったより多くの人が訪れていた。普段は学校のグランドが設営会場として使われ、暖を取る為に珍しい立ち木のストーブが目を引いた。こんなのは初めてだ!明るいし暖かいし長持ちしそう。太い杉の丸太を運んでチェーンソーで切り込みを入れ、灯油をしみ込ませて中から火を入れるらしい。見たことも無い方法だった。
中から燃え、だんだん外に広がっていく。暖かい炎だった。かなり燃えそうだ。 -
偶然だが、湯汲みの儀の舞だった。これはとても重要な儀らしい。先ほどのお湯を笹の葉に浸けると、来た人々にお払いをしながらかけていく。こうして無病息災を願うのだ。いい時に来た。
舞いもとてもよかった。時間があればずっといたかったが、途中で失敬。結構最後まで気合を入れて見る覚悟の人もいた。 -
神楽は延々と続く。とても素晴らしかった。また来たい。宮崎の神楽に代表されるように全国各地にこのような郷土芸能はたくさんある。是非ともこのような火は灯し続けたいと思うのだ。
神楽の舞台を去って川根に向った。福岡の友達とも会わなければ。川根YHはちょうど地名という大井川流域の真ん中辺りにある。来た道を戻って細い暗い山道も考えたが怖いし距離もありそうなのでいったん千頭まで下って逆から走った。それが結局正解だった。30分程でYHに顔出し。 -
川根YHに実際泊まったのはオープンした今年の8月に1回泊まったのみ。数回訪れているが、全部顔出しだけなので申し訳ない。
本当に初めてのお客の頃だったので印象も強いのだろう。良くしてもらっている。
今回もおでんパーティーに参加して旅人と楽しいひと時を過ごさせてもらった。
右の猫ちゃんはYHの居候。貰い猫。アイドルでもある。
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