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 河津桜咲く南伊豆へ〜みなみの桜と河津の大楠〜

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旅猫さん 写真

旅猫さん
下賀茂の旅行記 : 1
旅行時期 : 
  • 2011/02/20 - 2011/02/21
  • (約1年前・2日間)
エリア : 
静岡県>南伊豆(下田・蓮台寺)>下賀茂
テーマ : 
花見(桜)
投稿日 : 
2011/03/13(約1年前)
写真 : 
42
コメント : 
6
交通手段 : 
  • 現地移動 :  高速・路線バス / JR特急 / JRローカル / 私鉄 / 徒歩
一人あたりの費用 : 
  • 旅行費総額 : 1万円 - 3万円
同行者 : 
その他
手配内容 : 
個別手配

河津桜咲く南伊豆へ〜みなみの桜と河津の大楠〜

2月下旬、河津桜を観に南伊豆へ。

例年の見ごろの時期を狙って日にちを決めたのだが、
寒い日が続き、開花が遅れているという情報が。。。

宿も休みも取ってしまったので、諦めて出発。

しかし、行ってみたら思ったよりも咲いていて、
河津桜の艶やかな桃色を堪能することが出来ました。

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    今回は、新宿駅9:25発の特急「スーパービュー踊り子3号」を利用。
    日曜日ということもあり、全指定の車内は満席だった。

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    伊東駅を出ると伊豆急行線。
    車窓には、海も見えてきた。
    伊豆稲取駅の手前では、晴れていれば伊豆七島の島々が望めるのだが、生憎の曇り空で大島すら見えず。。。

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  • 下賀茂 写真

    終点の伊豆急下田駅には12:12に到着。
    降り立ったのは3年ぶりだ。

    外に出ると、冷たい風が吹き付けていて、南伊豆とは思えない寒さ。
    思わず駅舎内に後戻り。

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    あまりに寒いので、屋内で過ごせる場所へ行こうと思い、駅前から、12:40発の海中水族館行に乗車。
    とりあえず、下田海中水族館へ行ってみることにした。

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    10分もかからず到着したが、この選択は大誤算。
    描いていた水族館のイメージとは違い、屋外施設が多い吹きさらしの水族館だったのだ。
    イルカショーなどは目もくれず、屋内施設へ直行。

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    しかし、水槽の数も少なく、かなりがっかり。

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    一番綺麗だったサクラダイ。

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    ペンギンたちは、毛が生え変わる季節。
    珍しい姿に出会えて少し気を取り直す。

    でも、結局1時間ほどしかいられず、予定より1本前のバスで下田駅へと戻った。

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    下田駅からは、14:25発の石廊崎港口行に乗り換え、今宵の宿がある弓ヶ浜を目指す。
    バスは内陸を走るので、海は見えなかった。

    20分ほどで休暇村バス停に到着。
    バス停からすぐのところが弓ヶ浜だったが、夏は海水浴客で賑わう浜辺も、この寒さでは人もほとんどいない。

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    宿へ入り、とりあえず温泉へ。
    その前に、宿の屋上から景色を眺めてみた。
    松林の向こうに弓ヶ浜が見え、なかなかの眺望。
    足湯もあり、晴れて暖かければのんびりしたいところだ。

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    食事はバイキングで、好きなものを好きなだけ食べられるので良かった。
    干物があれば最高だったのだが。

    夜遅くに、もう一度温泉へ。
    露天風呂では、波の音が心地よく、とても癒される感じ。
    星空が望めなかったのは残念だったけど。

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    翌朝、9時ちょうどの下田駅行のバスで出発。
    この日は、河津桜を二ヵ所で見る予定なのだが、今日も冷たい風が吹いていて寒い。
    開花も進んでいないだろう。。。

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    5つ目の日野バス停で下車。
    目の前には、満開の菜の花が!
    ようやく春っぽい景色に出会えたが、寒いものは寒い。

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    青野川沿いに、下賀茂温泉のほうへ散策。
    この先に、みなみの桜として有名な河津桜の並木があるのだ。

    飛ばされそうな冷たくて強い風を正面から受けながら歩いていくと、途中に枯れているような大きな木があった。

    平安時代の大同年間(806〜810)に創建されたという加畑加茂神社の御神木で、樹齢約1200年とされるビャクシンだそうだ。
    主幹はすでに枯れてしまっていて、横枝が何とか生きているとのこと。

    生命力の強さに感動。

    後で調べたら、加畑加茂神社の本殿は、安永4年(1775)の建築だそうだ。
    寒すぎて、寄り道する気力がなかったのが悔やまれる

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  • 下賀茂 写真

    20分足らずで、ようやく河津桜が見えてきた。
    思ったよりも開花しているみたい。

    寒い中を歩いてきた甲斐があったというもの。

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    曇っていたせいもあり、河津桜の濃いピンク色の花びらが、いっそう艶やかに見えた。

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    場所によっては7分咲き程度。

    往きの車内から見えた河津の桜並木がほとんど咲いていなかったので、かなり不安だったが、これなら十分堪能できる。

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  • 下賀茂 写真

    足元には、まだ水仙の花も咲いていた。

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    早春の景色。

    遠くに菜の花が咲いているのが見えてきた。

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    どちらもあと少しで満開といった感じ。
    残念だったけど、見ることが出来ただけ良かった。

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    ポスターで見るような、みなみの桜の景色は見られなかったけど、思ったよりも観光客の姿が無く、のんびりと桜を見ることが出来た。

    後で考えると、河津よりも、こちらのほうが良かった。

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    雑誌の撮影だろうか?
    ウェディングドレス姿の女性がモデルになっていた。

    この天気じゃ、あの恰好は寒いだろうな。

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  • 下賀茂 写真

    銀の湯会館近くまで歩いて来た。
    下賀茂温泉は、100度近い源泉を多数持ち、湯量も豊富だというので、いつか泊りがけで訪れてみたいところだ。

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  • 下賀茂 写真

    そろそろ下田駅へ戻らないと河津へ行かれないので、近くのバス停へと向かった。
    途中で見つけたマンホールの蓋には、みなみの桜と温泉櫓がデザインされていた。

    南伊豆役場前バス停から、10:10発のバスに乗車。
    下田駅までは、25分ほどの道のりだった。

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  • 下賀茂 写真

    11:06発の熱海行きの普通列車に乗車。

    これから訪れるのは河津。
    河津桜の発祥の地である。

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  • 下賀茂 写真

    乗った列車は、伊豆急のリゾート21「黒船電車」。
    ペリー提督の黒船をイメージして車体が黒く塗られている車両で、先頭車が展望車両となっているので景色を眺めるにはちょうど良い。
    今回は、一番後ろの車両の展望席が空いていたので乗ってみた。

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  • 下賀茂 写真

    河津駅までは13分。
    せっかくの展望車だが、河津駅までは山の中ばかり。
    やはり、熱海からの下り電車の先頭が一番だな。

    河津駅には11:19に到着。
    ほとんどの人が降りて車内はガラガラに。

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  • 下賀茂 写真

    駅からすぐのところで咲いている河津桜があった。
    少し期待が膨らんだが。。。

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    とりあえず、今回のお目当ての一つである河津来宮神社の巨木を目指す。
    途中の民家の庭先で、見事な枝ぶりの河津桜を見つけたので立ち寄ってみた。
    「かじやの桜」と呼ばれるもので、まだ咲き初めだったが、これが満開になれば、さぞかし綺麗なことだろう。
    河津桜の原木が見つかった後、接ぎ木で増やした最初の頃のもので、町内では一期生と呼ばれているそうだ。

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  • 下賀茂 写真

    車や人が行き交う道を外れ、細い道を進むと、河津来宮神社の白い鳥居と大きな樹が見えてきた。
    この樹が目指す巨木かと思ったら、根元に違うと書いてあった。
    でも、この樹もかなりの樹齢だろう。

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  • 下賀茂 写真

    まずは参拝。
    河津来宮神社とは俗称で、杉桙別命(すぎほこわけのみこと)神社が本来の社名で、奈良時代以前より鎮座していたらしい古社である。
    祭神は杉桙別命で、12月18日〜23日には「河津の鳥精進酒精進」と呼ばれる風習が伝わり、この間は、酒、鶏、卵を絶つという。
    この禁を破ると火の災いにあうと云われ、これは、祭神である杉桙別命の災難が由来らしい。

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  • 下賀茂 写真

    杉桙別命神社の大クス
    社殿の左奥へ進むと、目の前に大きな樹が現れた。
    これが、古より、来宮様の大クスと呼ばれてきたご神木で、樹齢は千年以上と云われ、国の天然記念物に指定されている。
    その神々しいまでの姿に、しばし時を忘れて見入ってしまった。

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  • 下賀茂 写真

    まるで生き物のような幹や根。
    人間などを遥かに凌駕する生命力。
    そばにいると、その力を分けてもらえるような気がした。

    かつての河津には、河津郷七抱七楠と呼ばれた楠の大木が7本あったらしいが、現存するのはこの樹だけだそうだ。

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  • 下賀茂 写真

    境内には、もう1本大きな楠があった。
    こちらもかなりの巨木。
    樹齢数百年であるのは間違いない。

    こちらは天然記念物ではないので、幹に触ることが出来たのだが、ゴツゴツした固い感触なのに、なぜかとても暖かい感じがした。

    河津の歴史を見つめてきた巨木たち。
    彼らと話すことが出来たら、興味深い話をたくさん聴けることだろう。

    いつまでも元気でいて欲しいものだ。

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  • 下賀茂 写真

    河津来宮神社を後にして、河津桜の原木へ。

    振り返ってみると、木々に抱かれた河津来宮神社の社叢が望めたが、この景色は、昔からこんな感じだったのかもしれない。
    そう思うと、何だかとても嬉しい感じがした。

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  • 下賀茂 写真

    急に喧騒が聞こえてきたら河津桜の原木に到着。
    河津桜の中でも早咲きだけあってすでに7分咲き程度。
    こちらも、なかなかの枝ぶりだ。
    でも、目の前を車が引っ切り無しに通るので、落ち着いて観ることが出来ないのが残念。

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  • 下賀茂 写真

    河津桜は、1955年に故・飯田勝美氏によって偶然に発見され、1974年になって新種と判明し名付けられたもの。
    オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配品種とされる。
    少し濃いめのピンクの花びらが特徴だ。

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  • 下賀茂 写真

    河津桜の原木を観た後、近くの峰温泉にある大噴湯を見に行くことにした。
    その途中で、美味しそうな干物が。
    干物は大好物なので、思わず写真を撮ってしまった。
    下田の駅で食べた試食用の金目鯛がまた脳裏に。
    あれは旨かった。

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  • 下賀茂 写真

    峰温泉大噴湯公園に到着。
    入場無料というのが嬉しい。

    完全に観光地化されていて、周りには土産物屋さんも。
    そして、1時間ごとに見せるというのもちょっと微妙。

    着いた時間が噴き上げの10分ほど前でちょうど良かったが、噴き上げ時間になって身構えていたら、思ったよりも勢いが無く、僅か1分ほどで終了。
    期待していただけに、肩透かしを食らった感じだった。

    近隣への影響を考えて、噴き上げ量を絞っているとのことで、実際には今でも30mくらいは吹き上がるそうだが。。。

    上諏訪温泉の間欠泉のほうが迫力があったな。

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  • 下賀茂 写真

    時計を見たら、帰りの列車の時間が迫っていた。
    河津桜の原木が見つかったという豊泉橋を渡り、河津川沿いの道を河津桜を観ながら駅へと向かう。

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  • 下賀茂 写真

    午前中に立ち寄った下賀茂温泉とは違い、川沿いの道には出店が並び、観光客の数も雲泥の差で、早く歩きたくても歩けない。
    仕方が無く、川沿いの道を諦め駅を目指した。

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  • 下賀茂 写真

    発車10分ほど前に河津駅へ辿り着いたが、駅は人でごった返していた。
    先発の特急がかなり遅れていて、下り列車も来ていないらしく、そのせいでの大混雑だった。
    でも、乗る予定の特急「踊り子110号」は定刻どおりで、途中で何度も停まったものの、小田原駅には定時に着いた。
    後は、湘南新宿ラインの特別快速のグリーン車に座り、地元の駅まで一直線。
    寒さ震えながら、満開前の河津桜を愛でた今回の旅。
    大楠に出会えたのが一番の収穫だったかもしれない。

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