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 夏の終わりの津軽路へ【3】〜竜飛崎へ〜

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旅猫さん 写真

旅猫さん
津軽半島の旅行記 : 2
旅行時期 : 
  • 2010/09/12 - 2010/09/13
  • (約2年前・2日間)
エリア : 
青森県>弘前・津軽半島・深浦>津軽半島
テーマ : 
鉄道・バス等
投稿日 : 
2011/11/03(約6ヶ月前)
写真 : 
46
コメント : 
8
交通手段 : 
  • 現地移動 :  高速・路線バス / 新幹線 / JR特急 / JRローカル / 私鉄 / 徒歩
一人あたりの費用 : 
  • 旅行費総額 : 5万円 - 10万円
同行者 : 
一人旅
手配内容 : 
個別手配

夏の終わりの津軽路へ【3】〜竜飛崎へ〜

津軽鉄道と金木の街を堪能した後、青森駅から津軽線に乗って竜飛崎を目指して北上。
10年ほど前に向かい側の下北半島を旅した時、いつかは竜飛岬へと思っていたので、とても感慨深いものがある。

竜飛崎と聞いて思い出すのは、やはり「津軽海峡冬景色」。
ごらんあれが龍飛岬 北のはずれと〜 見知らぬ人が指をさす♪ってね。

青函連絡船から眺めることはできなかったが、ついに津軽半島の先端を制覇した。

  • 津軽半島 写真

    青森駅を13:01に出る津軽線の蟹田行に乗車。
    津軽線は、途中から津軽海峡線が分かれるので、北海道へ行くときは必ず通るお馴染みの路線。

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  • 津軽半島 写真

    終点の蟹田駅に近づくと、右手に海が寄り添ってくる。
    と言っても、これは陸奥湾。
    この先が津軽海峡だ。

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  • 津軽半島 写真

    13:41に蟹田駅に到着。
    三厩行きの発車まで20分ほどあるのでホームを散策。
    「蟹田ってのは風の街だね」と刻まれた大きな木の看板があった。
    太宰治の『津軽』の中にある一説だ。
    この時も風が吹いていた。

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    14時ちょうどに蟹田駅を出発。
    ここからは、白地に赤い帯を纏ったディーゼルカー。
    電車より、こちらのほうが旅猫好み。

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    途中の中小国で立派な津軽海峡線と別れ、単線の細道をのんびりと走って行く。
    内陸を走るので、車窓は思ったよりも単調。
    14:39に津軽半島最北端の駅・三厩駅に到着。
    想像していたのよりかなり大きな駅だったのでびっくり。

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  • 津軽半島 写真

    構内は、結構広々としていて明るい雰囲気だった。
    この先に線路は無いが、小泊まで伸ばし、そこから南下して津軽中里から五所川原(現在の津軽鉄道)へとつなげる予定だったそうだ。
    完成していれば、一度青森へ出る必要は無くなったのに。

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  • 津軽半島 写真

    小奇麗な駅舎を出ると、目の前には何も無し。
    駅前という言葉が適用されない感じだ。
    片隅にちょこんと停まっていた小さなバスが、竜飛崎へと向かう外ヶ浜町営バス。

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  • 津軽半島 写真

    三厩駅前を14:50に出たバスは、津軽海峡を右手に見ながら竜飛崎を目指す。
    潮風に晒されて白茶けた古い木造家屋が軒を連ねる小さな集落を過ぎ、バスは津軽半島の東をなぞるように走って行く。

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  • 津軽半島 写真

    25分で竜飛漁港バス停に到着した。
    バスは竜飛崎灯台まで行くが、今回はここで途中下車。
    漁港の向かいにある島は帯島というそうだ。
    港には、網の手入れをしていた漁師の方がいるだけ。
    何もないけどそれがいい。

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  • 津軽半島 写真

    港の片隅に咲いていたハマナス。
    この花を見ると北海道を連想する。

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    港から、バスで来た道を少し引き返す。
    目の前の高台に、今夜お世話になる宿が見えてきた。

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  • 津軽半島 写真

    海を見つめるカモメが一羽。

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    民家の間の細い路地に入って行くと、その裏手から階段が続いている。

    これが有名な階段国道だ。
    国道339号線の立派な標識も。

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    車両通行不可の珍しい国道で、362段あるそうだ。

    上から観光客らしき二人連れが降りて来たので驚いた。
    下まで降りて戻ってくるのだろうか?

    海から吹き上げてくる風がちょっと寂しげだ。

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  • 津軽半島 写真

    階段の脇に咲いていたフウロの花。

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  • 津軽半島 写真

    階段国道を登りきると、さらに階段が。
    今度は階段村道だ。
    現在は外ヶ浜町だが、以前は三厩村だったので、その当時の標識が残ったままなのだ。

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  • 津軽半島 写真

    こちらの脇にも花が。
    ナデシコの一種だ。

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    登りきると龍飛埼灯台が目の前に。
    昭和7年(1932)に初点灯した灯台で、今は無人だそうだ。

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    遠くに下北半島がぼんやりと見えた

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  • 津軽半島 写真

    先端のほうからは、北海道の松前半島が。

    さすが竜飛崎だ、風が強い。
    9月とは言え、吹いてくる風はすでに肌寒かった。

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    少し右のほうへ目を移すと、恵山岬も良く見える。

    実は、岬の先端部に海上自衛隊の施設があり、そのアンテナ類が非常に邪魔で景色が見づらかった。

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    灯台のある場所から離れたところに、旧日本軍の砲台跡があった。
    石で囲われた丸い部分が砲座の跡。
    いくつか点在していた。

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  • 津軽半島 写真

    岬の西側の景色。
    最果ての感じが色濃く漂う。
    遠くに見えているのは小泊岬。

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    竜飛崎から階段村道で降りると、風に乗って香ばしい匂いが漂ってきた。
    匂いの元はイカ焼きだった。
    駐車場にある茶店の店頭で焼いていたので、体が冷えたし、小腹も空いていたので買うことにした。
    イカは好物のひとつで、特にイカ焼きは○。
    旅先で食べるイカ焼きは旨い。

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  • 津軽半島 写真

    今宵の宿は、竜飛崎から歩いて数分のところ。
    部屋の窓から津軽海峡が見渡せるのが最高だ。

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  • 津軽半島 写真

    一休みした後お風呂へ。
    竜飛崎温泉という正真正銘の温泉だが、ホテルの真下を通る青函トンネル掘削中に湧き出たものらしい。
    浴室からも海を眺めることができ、なかなかよかった。

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  • 津軽半島 写真

    無理やり作ったような極小な露天風呂もあり、津軽海峡や北海道を見ながら湯に浸かることもできる。

    夕食の後、部屋に戻ってのんびり寛ぐ。
    そして早めに就寝。
    夜、海峡を渡る風の音がずっと聞こえていた。

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  • 津軽半島 写真

    翌朝、朝風呂に入ったが、露天風呂の寒かったこと。

    9時前に宿を出て、歩いて10分ほどのところにある青函トンネル記念館へと向かう。
    途中の道沿いで小さな花々を見つけた。

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  • 津軽半島 写真

    こちらはクサフジかな。

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  • 津軽半島 写真

    青函トンネル記念館は、本州と北海道を結ぶ鉄道専用トンネルである青函トンネルの開通を記念して、本州側の掘削基地跡に建てられた施設。
    青函トンネルを紹介する展示施設のほか、体験坑道を巡るツアーがあり、今回は、入館料と体験坑道乗車券がセットになったチケット(1,300円)を購入。
    まずは早速、日本一短い私鉄と言う青函トンネル竜飛斜坑線に乗車。

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  • 津軽半島 写真

    この隔壁の向こうが坑道への入り口。

    駅の入り口にも頑丈な扉があるのだが、これは、地底との気圧の差を調整するためのものだそうだ。
    乗客は、この隔壁が降りていないと外へは出られない。

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  • 津軽半島 写真

    このケーブルは、実際に青函トンネルの工事の際に使われていたもの。
    思ったよりも勾配は急ではなかった。

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    8分ほどで体験坑道駅に到着。
    ケーブル自体は、もっと下まで伸びている。

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  • 津軽半島 写真

    係員の誘導でゾロゾロと行動を見学。

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  • 津軽半島 写真

    途中になぜか水槽が。
    津軽海峡に住む魚を展示しているそうだ。

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  • 津軽半島 写真

    工事で使われていた機械が展示されている。

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  • 津軽半島 写真

    人力で掘削することもあったのか。
    結構リアル。

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    この先が、JRの津軽海峡線が走っている本坑だそうだ。

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  • 津軽半島 写真

    見学時間は30分ほどで終了。
    ケーブルで地上へと戻り、バスの時間まで記念館を見学。

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  • 津軽半島 写真

    バスの時間が近付いてきたので外へ。
    屋外にも、工事車両が野ざらしで展示されていた。
    12:03発のバスに乗って、竜飛崎を後にした。

    ※12:03発のバスは時刻が変更になっています。
    http://www.town.sotogahama.lg.jp/l_koutu_bus01top.html

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  • 津軽半島 写真

    三厩駅前に12:35に到着。
    ホームでしばらく待っていると、列車がやって来た。
    無人駅かと思っていたら駅員さんが。
    国鉄時代には、どの駅でも見られた直立不動での出迎えが健在!

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  • 津軽半島 写真

    12:53に三厩駅を出発。
    昨日辿った道を引き返す。
    4つ目の津軽二股駅に近づくと、右手から津軽海峡線が寄り添ってきた。
    あそこにを新幹線が走る日ももう少しだ。
    個人的には、こちらののんびりのほうが好きだが。

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  • 津軽半島 写真

    蟹田駅には13:34に到着。
    ここで、13:47の青森行きに乗り換え。
    青森駅から三厩駅までが津軽線なのに、この蟹田駅を境にまったく別の路線のような感じ。
    この先は、旅情がちょっと減るわけだ。

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  • 津軽半島 写真

    青森駅からは、14:51発の特急「スーパー白鳥22号」に乗り八戸駅へと向かい、16:06発の「はやて22号」に乗りかえてあとは帰るだけ。

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  • 津軽半島 写真

    八戸駅で買ってきた駅弁「十和田湖産牛肉使用 牛めし」で昼食。
    お味は普通に美味しいといった感じ。

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  • 津軽半島 写真

    もうすぐ陽が沈む。
    さて、あとは寝て帰ろう。

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