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 寝台列車の旅「日本海」と「北斗星」【その1】

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くりさん 写真

くりさん
男性
青森市内の旅行記 : 1
旅行時期 : 
  • 2012/01/17 - 2012/01/19
  • (約4ヶ月前・3日間)
エリア : 
青森県>青森・浅虫温泉>青森市内
テーマ : 
鉄道・バス等
投稿日 : 
2012/01/31(約3ヶ月前)
写真 : 
58
コメント : 
4
交通手段 : 
  • 現地移動 :  高速・路線バス / ANAグループ / JR特急 / JRローカル / 私鉄 / 徒歩
一人あたりの費用 : 
  • 旅行費総額 : 3万円 - 5万円
同行者 : 
一人旅
手配内容 : 
個別手配

寝台列車の旅「日本海」と「北斗星」【その1】

寝台列車「日本海」号と「北斗星」号の旅。
現在、夜を駆ける寝台列車は、明治以来、大陸連絡特急列車として生まれた長距離夜行列車の形を保ち続ける、正統な末裔だと思う。ただ、その前途も長らく斜陽傾向といわれ、ずいぶん前に交通機関としての主役の座、使命を高速鉄道や航空機、自動車に奪われました。老朽化した車体もそのままに年々数を減らし、現在、残るのは数えるほど。そして、3月改正での日本海号廃止のニュースは追い打ちで、いよいよ定期夜行列車消滅の最終段階が近づいているように思えた。
そういう訳から急いでプランを練り、夜行列車の旅へ出かけてみた。お別れ乗車という言葉には引っかかるものがあるけど、言い様もなくその通りで、私にとって色々思い出のある列車「日本海」号の最後の乗車になりそうです。
【その1】は、3月16日に定期運行を終了した「日本海」号の座席利用、通称「ヒルネ」の旅。短区間ながら風格ある堂々とした列車の旅を体感しました。きまぐれで、たまに昔の写真を入れていますので、見比べてみてください。※写真の無断転載・使用はご遠慮ください。
・日本海号(青森→弘前/6号車指定席)

◎2012年2月28日加筆修正
◎2012年3月9日加筆修正
◎2012年3月16日加筆修正

  • 青森市内 写真

    青森駅にて。大阪行きの文字が光ります。
    かつては遠くの地が多く掲出されていたんでしょうが、今その役目は隣の新青森へ移っているのでしょう。

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  • 青森市内 写真

    午後7時を少し回った頃、まもなく列車が入ってくる旨の放送が入ります。廃止報道後なので、アマチュア写真家、日本海目当ての旅行者も数多く見られます。もちろん私もそのなかのひとり。早速、紛れ込みましょう。
    いままではニュースや雑誌で見ることはあっても、出かけることはありませんでしたが、この列車には色々思いでもあり、見逃せません。

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  • 青森市内 写真

    関西空港は晴れ。寒いながらもちょっと小春日和のあたたかさ。旅の始まりはここから。

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  • 青森市内 写真

    函館は雪景色。わかってはいるつもりでも、日本の広さを感じる風景の変わり様。飛行機ならわずか1時間40分。現在では合理的な移動方法だと思う。最初にそれを実感しておく。

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    函館駅の雰囲気も、ずいぶん変わりましたね。

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  • 青森市内 写真

    函館から乗って来たスーパー白鳥。かつては日本海号も函館まで運行されていた時期もあり、懐かしいような残念なような気持ち。
    時間もさることながら、事前予約に乗継ぎ割引など、航空券がかなり安くなったのも廃止の大きな要因なんだろうな。

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  • 青森市内 写真

    DSBとの共同デザインが色濃い車両。特にグリーン車のシートにそれが見て取れる。

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  • 青森市内 写真

    函館から青森への列車内で腹ごしらえ。函館名物「みがきにしん」弁当が夕食です。掛け値なくうまい。

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  • 青森市内 写真

    中身。ニシンとカズノコがたっぷりです。甘辛い味付けで内容もしっかりボリュームがあります。

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  • 青森市内 写真

    折りたたみテーブルの背面には、トンネル通過時刻が細かく記されています。

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  • 青森市内 写真

    昔ながらの跨線橋。ここには旅立ちの風情があります。「日本海」号は、明朝まで車内販売はありません。場合によっては何も買えない(好みのものが買えない)恐れもあるため、青森で食料を買っておきましょう。かつてリンゴジュース1缶で大阪まで空腹を凌いだことがあるので切実です(>o<)。

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  • 青森市内 写真

    大都市の駅とは違って、列車がやってくるまでの間には余韻を楽しむ時間があります。ホームにいる多くの旅行者と同じように歩いてみました。乗車位置には列車名と号車が記載された札があります。これらはもう間もなく消えてしまうのかな?

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  • 青森市内 写真

    普通電車が発車して行く。寒い冬の駅は雪が灯りに照らされて、ちょっと幻想的。

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  • 青森市内 写真

    暫くしてライトを灯した列車がやってきます。ざわざわしてカメラを構えたり、周りの人の空気で日本海号だと気づく。にわか鉄さんまだまだ。

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    雪を載せた赤いディーゼル機関車に牽かれてホームに入ってきます。「ダダン」とレールを叩く重い音が旅情を掻き立てます。実際はこちら側が最後尾になり、機関車は切り離されます。

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    A寝台車が通り過ぎて行く。今となっては人気の席、後で行ってみると下段は一杯でした。写真は撮れなかった…。

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    金色帯のB寝台車。帯の色が揃わないの寄せ集め的なところに切ない旅情を感じたりします。

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  • 青森市内 写真

    ゆっくり停車。ホームの雪とともに、ああ文学的。
    ホームで列車を待つ人は多いですが、実際に乗る人はさほど多くありません。

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  • 青森市内 写真

    機関車が切り離され現れた、テールランプとテールサイン。

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  • 青森市内 写真

    最後尾は電源車。ディーゼルエンジンが低く轟きます。

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  • 青森市内 写真

    先頭の機関車あたりは大変な賑わい。でも譲り合って撮影していい雰囲気でした。

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    ヘッドライトがついた。精悍な顔つき。

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    マークは渋くていいですね。書体も好み。

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  • 青森市内 写真

    意外にも、列車後方は静かです。

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    灯りに照らされるボコボコした機関車の地肌が、長年の歴史すら物語っているように感じる。

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  • 青森市内 写真

    人だかりに釣られて跨線橋へ。ほうほういい眺め。弘前行きの普通電車と並んでいます。窓は譲り合って開けましょう。

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    様々な角度で捉えてみた。跨線橋の上は定番のようですね。ブリッジと一緒に。

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    【昔の写真】
    ここで、少し前の時代にかえってみます。
    時代を約20年遡った、函館行き「日本海」号の大阪駅の風景。駅の風景は変わっても、その飾りのない姿と10番ホームへの入線は変わらない。(1991年頃)

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    【昔の写真】かつての「日本海」函館行き車両と方向幕。(1991年頃)

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    【昔の写真】函館行きのきっぷ。

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    【昔の写真】終着青森駅で停車中の「日本海1号」。のんびりした青森駅での昔の朝の風景。(1986年頃)

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  • 青森市内 写真

    【昔の写真】その後のんびりと車庫に戻って行く図。(1986年頃)

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  • 青森市内 写真

    【昔の写真】古めかしい電光表示。

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    そして現在の大阪駅での出発風景へ。大阪駅での青森の表示は、今の時代に奇跡に近いのではと思う。

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    乗務員が乗り込む。すこし緊張感。

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    青森駅行きの行き先表示幕。文字が違うだけですが、地名によって気持ちも変わります。昭和な雰囲気。

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    ドアランプに哀愁を。

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    車内絶賛放送中。

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    のってみたい門。

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    いよいよ発車。トランシーバで連絡を取り合い。発車させるようです。プロの仕事だ。

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    ゆっくり汽車は出て行きます。

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    ゴトンともいわず、すーっと。

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    青森へ向けて旅立って行きました。

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  • 青森市内 写真

    余談が過ぎました。話を青森へ戻します。本題は青森駅発「日本海」。
    横っ飛びしてすみません。結構こういう感じですのであしからず!

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    準備も整い、あとは出発時刻を待つのみといった機関車付近。

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    気がつけば発車までわずか。少しの区間ですが乗ることを忘れていました。

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    さて、6号車へ入ってみます。何じゃこりゃ状態。

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    昭和の雰囲気そのままの車内。これはこれで風情があります。

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  • 青森市内 写真

    B寝台の車内。6号車は秋田まで指定席で利用出来ます。C席でしたが弘前まで向かいの席の人一人以外は誰も来ず、のんびり落ち着いて乗車出来ました。ややソフトに伝わってくる轍の音が寝台車を実感させてくれます。意外に自由席券で乗車して、車掌さんに注意されている人が多かった。

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  • 青森市内 写真

    上段寝台。寝具がまとめて置かれています。これは秋田からの寝台客用。

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  • 青森市内 写真

    ゴトリと青森を出発した列車は軽快に雪の奥羽線を走ります。この日は雪による影響はありませんでした。向かいの人と特に言葉を交わすこともなく、静かな時間が流れる。大阪まで乗ってみたかったかな。弘前まではわずかです。

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    蛍光灯が微妙に青かったり、黄色かったり。寂れた通路に旅の風情を感じます。轍の音が心地よい。

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    名残惜しいが予定なので弘前で降車。
    古くとも居住性の良い客車ならあっという間の時間。流れる景色は普通の列車とは違う。翌日普通電車で同じ道を戻ったらやっぱり違った。

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  • 青森市内 写真

    重低音の電源車が通り過ぎて行く。「さようなら」

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  • 青森市内 写真

    雪をびっしりまとって「日本海」号は大阪へ向けて出発。予想よりも多くの人が降りて行った。3月改正で正統な「日本海」としては事実上の廃止を迎えますが、多くの人と思いを運んだ、歴史に残る列車だと個人的に思います。
    【その2】へ続きます。http://4travel.jp/traveler/midnighttrain/album/10641825/

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