ハワイに行けなかった父の泪の青春18きっぷ乗りつぶしの旅 1枚目 牟岐線・ごめんなはり線
1位
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- 旅行時期 :
-
- 2011/07/29 - 2011/07/30
- (約10ヶ月前・2日間)
- エリア :
- 高知県>南国・土佐山田・室戸岬>室戸岬
- テーマ :
- 鉄道・バス等
- 投稿日 :
- 2011/08/23(約9ヶ月前)
- 写真 :
- 18枚
- コメント :
- 4件
- 交通手段 :
-
- 現地移動 : 高速・路線バス / 船 / JRローカル / 私鉄 / 徒歩
- 一人あたりの費用 :
-
- 旅行費総額 : 1万円 - 3万円
- 同行者 :
- 一人旅
- 手配内容 :
- 個別手配
-
7月29日金曜日。
ハワイご一行は20時過ぎに関空4階の出国ゲートの向こうに消えてしまい,後には私一人が残された。
我が家のデジカメもハワイに行ったので,こちらは携帯のカメラである。
隣には同じ境遇の男性がいて,よっぽど「一緒に飲みましょう!!」と声を掛けそうになったが,変な人と思われるのは火を見るより明らかなので,やめた。
というわけで,和歌山→徳島の南海フェリーへ。
まっすぐ行くと最終便に乗れてしまう。
翌朝の徳島は6時前の牟岐線の始発に乗るので,最終便で徳島に渡ってしまうとわずか4時間弱の睡眠のために宿をとらないと行けなくなる。
あほらしい。
そこで,夜行便の時間にあわせて,未乗であった多奈川線や加太線を往復(真っ暗けで何も見えない。あほや)して時間調整する。
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和歌山市駅からは徒歩。
途中で吉野家に寄ったりして,1時間半ほどかけて和歌山港へ。
ここでもあほみたいに待ち時間があったので,待合室のベンチで横になって仮眠する。
40歳を目前にして,こういうことをすることになろうとは思わなかった。
ひさしぶりでおもしろい。
2:40発の「かつらぎ丸」で出発。
2等船室も久しぶりだ。
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南海フェリー「かつらぎ丸」は,定刻4:50に徳島港に到着。
船からはクルマだけではなく,徒歩のお遍路の青年やロードレーサーの紳士などがいる。
ママチャリを連ねた父子もいる。
私は,男の子が5歳と3歳の2人いるが,「あいつらが大きくなったらこんな感じのわけのわからない旅もいいもんかな」と思いつつも「イヤイヤ,中学,高校になったら,親と旅行するんじゃなくてクラブに没頭したり,せめて友達と旅行してくれ」と思ったり,しばし妄想にふける。
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おっと,妄想にふけっている暇はない。
未明なのでバスが当然なく,徳島駅まで歩かないといけない。
およそ4kmの道のりをコンビニで朝飯も仕入れながら,道にも迷わずに,時間通りに徳島駅到着。
自分で自分を褒めてあげたいが,汗だくになってしまった。
7月30日土曜日の朝である。
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5:50発の始発列車の海部行きで牟岐線を一気に乗りたおす。
土曜日の始発ということで,飲み明かした感じの若者が多い。
彼らは赤石や阿南くらいまで乗っていた。
特に子どもが生まれてからは,朝まで飲み明かすということがとんとなくなったので,こういう風景はなんとも懐かしく思える。
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写真は,車窓からの田井の浜臨時駅付近の海の眺め。
まだ朝の7時なので,海には誰もいない。
ハワイに負けず劣らずきれいだと思うんですけど...(未練がましい)
実は徳島-阿南間は仕事で何回か乗ったことがあり,未乗なのは阿南以遠。
その阿南以遠も,高校1年生の春休みに自転車で沿線を通ったことがある。
さすがに当時の記憶はかなりあやふやだが,地図への書き込みや旅行記があったので,「えー。そういえばそうやったっけー」とどんどん記憶がよみがえる。
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海部駅8:05着。
線路の向こうに,プラレールの情景小物のようなトンネルが見える。
あー,子どもの頃読んだ鉄道物知り本にあったとおりだー。
阿佐海岸鉄道に乗り換え。
子どものころも,高校の自転車旅行のころも,こんなものはなかった。
ところが,あまり儲かってないとかいう話があるそうで...。
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阿佐海岸鉄道甲浦行きから見た「乳の崎」の付け根。
高校時代の自転車旅行のときは,この半島の地図で見た形が特徴的だったのと,いや,それよりもその名前(!!)で妙に印象に残っている。
# でも,大学時代に通った十勝三股の「オッパイ山」には及ばぬが。
列車は少し高台を走るので,高校時代とは少し違った景色が見えた。
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というわけで,あっという間に終点の甲浦に到着。
田んぼの中の道を歩き,甲浦の港を目指す。
まだ8:30。
早起きは三文の得だ。
室戸岬方面のバスには甲浦駅からも乗れるが,1時間半ほど間がある。
バスの始発は甲浦岸壁なので,そこを目指してみる。
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集落外れの道から甲浦の集落に入ると,津波避難タワーがあった。
四国なので東南海地震対策だろう。
「想定外」の津波にも,高さは足りるんでしょうか。
計画超過に対しては,川の堤防だと越水しても破堤させないというストーリーがありうるが,津波に対するこういう施設はゼロ-イチになってしまうんかな...。
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歩いて歩いて,甲浦岸壁到着。
写真はフェリー乗り場の残骸。
高校時代には,ここには大阪から土佐清水に行くフェリーが寄港していたのだが,近年廃止になった模様。
本四架橋が出来てすごく便利になったけど,こういうのはさみしいですな...。
この岸壁に腰かけて,道の駅で買った「鯛飯」で朝食とする。
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10:00頃,始発から2個目の甲浦バス停から奈半利駅前までバスに乗る。
阿佐海岸鉄道と土佐くろしお鉄道ごめんなはり線の間の未成区間をつなぐルート。
甲浦岸壁では始発のバス停をウロウロ探したのだが,見つけられなかった。
ここ,高知県東部交通は,バス停の標柱がない場合もあるそうで,甲浦岸壁もそうだったのかもしれない。
昨夏,仁淀川河口の方で,仕事で辺鄙なバス停で降りようとして降車ボタンを押したら,「すみません。バス停はどこでしたっけ?」と運転手さんに訊かれたのを思い出した。
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室戸岬への道は荒涼としている。(道端に猿がいた)
高校時代に自転車で通った時は,さみしさを通り越して怖かった。
それでもたまに漁村があったりして,こういうところで暮らしている人がいることに,変な意味ではなくて尊敬してしまう。
今は舗装道路があるけれど(道路しかないが),一昔前の地道のときは果たしていかほどのものだったのかと思う。
バス利用者も,お遍路さんの数人と地元の人の区間利用が数人あるだけ。
そりゃ,阿佐線なんかできんわなと思ってしまう。
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バスは室戸岬をまわって室戸市街へ。
このバスは安芸まで行く。
室戸市街は国道ではなく,なんか路地裏みたいなところを通って行く。
宅配便のトラックが停まっていて,バスが進めなかったりした。
バスの運転手さんはご年輩である。
高知県の人がみんなそうなのか,とても明るく生きているように見える。
●同僚のバスとすれ違った際,ふつうは会釈とか挙手とかで挨拶するのだろうが,なんとほとんど中腰になってガッツポーズしていた(対向の運転手さんも)
●室戸市街で違う会社のバスとすれ違ったときには,なんと窓を開けて世間話していた。「どこ行くん」「葬式や」
●室戸営業所で「すまん。おしっこしてくるき!」と言い置いてトイレへ。ロングランなんで休憩は予定されているのだろうから,何も言わんでええのに...
なんかほのぼのするのである。
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結局約2時間バスを乗り通して,奈半利駅で土佐くろしお鉄道ごめんなはり線に乗り換え。
ここも初乗り。
奈半利12:05発,後免13:43着,しんたろう1号。
海側がオープンデッキになっている面白い車両だった。
そのかわり,スピードは出せない。
目に見えて結構遅い。
安芸で普通の(?)スピードの列車に連絡し,そちらが先発するとの案内があったが,後免に早く着いたところで,その先の乗り換えが一緒なので,そのまま乗り通した。
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ごめんなはり線は土佐湾沿いを後免に向けて走る。
景色がよく,気持ちがいい。
遅いけど。
ところどころで渡る川は清流で,土地の子供たちが川で泳いでいるのが見える。
海岸沿いには,昔私鉄が走っていた廃線を転用したサイクリングロードがある(ところどころ壊れているようだったが)。
高校の自転車旅行の時,このサイクリングロードを通った。
昨秋,高校卒業20周年で初めての同窓会があった。
そのときに,このサイクリングロードを一緒に走ったやつが,もう亡くなっていたことを知った。
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後免から阿波池田は72kmを2時間半。
吉野川の上流部と一緒に下って行く。
ここは2回乗ったことがあることになっているが,初回は今はなき夜行気動車,2回目は夜行フェリー明けで爆睡していたようで,記憶がない。
とても新鮮だった。
とはいえ,今回も夜行フェリー明け。
39歳はだんだんしんどくなってきた。
16:31阿波池田着。
祖谷そばを食べて,16:55発の徳島線徳島行きに飛び乗る。
徳島線も初乗り。
最初から最後まで満員で写真は撮れなかった。
でも,吉野川はきれいだった。
この後,未乗の鳴門線に乗るという野望もあったのだが,体力的にギブアップ。
徳島到着間際で大阪行きの高速バスが踏切待ちをしているのを見て,徳島駅到着後ダッシュでそのバスに乗って大阪に一気に帰還してしまった。
1枚目は,最後は根性なしで終わってしまった。
でも,この乗りっぱなしの体力勝負の旅は何年振りだろう。
2枚目へのモチベーションは高い!
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