日本の旅 九州、神話のふるさと高千穂峡と阿蘇山
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高千穂峡は約10万年前の2回の阿蘇火山活動の際、噴出した溶岩流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷却された侵食谷で、祖母傾国定公園に属している。柱状節理のそそりたつ断崖と深淵そして糸を引くように静かに流れ落ちる真名井の滝は神が住む谷と言われる通りどこか神々しい雰囲気がある。
天孫降臨神話によると 天上界を治めていた天照大御神(アマテラスオオミカミ)は地上の国治が乱れている事を知り、孫にあたる迩迩芸命(ニニギノミコト)を地上に降ろし、迩迩芸命(ニニギノミコト)は多くの神を従え地上、日向、くしふるの峰へ降り立つ。そこは深く雲がたちこめ昼とも、夜ともわかないほど暗く、道も見えないありさまであった。そこへ2人の里人が現れ、「御手で千の稲穂を抜いてモミにし、四方に投げ散らせば、きっと闇が晴れるでしょう。」と申し上げた。迩迩芸命(ニニギノミコト)がそのようにモミを撒き散らすとたちまち辺りの闇は解け、晴れ渡ったという。やがてこの地は、迩迩芸命(ニニギノミコト)の言い伝えにより「智穂(千穂)」と名付けられ、そして高千穂と呼ばれるようになったという。また、高千穂には神々が談合したと言われる天の安河原(アマノヤスガワラ)や天照大御神が身を隠し、天鈿女(アメノウズメノミコト)が舞い手力雄神(タヂカラオノカミ)が岩戸を開けたという天ノ岩戸神社や洞穴もある。高千穂神社では毎夜日向神話、天岩戸開きにまつわる 神楽、手力雄(タヂカラオ)の舞、鈿女(ウズメ)の舞、戸取(トドリ)の舞、などが舞われるそうだ。
渓谷に流れ落ちる美しい日本の滝100選の真名井の滝は落差17mで水量も多くないが深淵に流れ込む糸を引くような姿は神が創造したまさに神秘の世界だ。
苔むした神橋と近代的アーチ橋、神都高千穂大橋、高千穂大橋、の取り合わせが見られたが、工事中のアーチ橋も珍しかった。
宿泊した阿蘇ファームランドは標高550m、国立公園阿蘇中腹、100万平方mの広大な敷地にあり阿蘇五岳を正面に、360度外輪山に囲まれた自然の中にあり、一週間くらいゆっくりしたいようなところだった。
細川54万石の築山山水式の庭園、水前寺公園は40年ぶりだったが、昔と変わらない美しい庭園だった。
この旅では神秘の高千穂峡が特に印象に残った。
(写真は高千穂峡の真名井の滝)
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