八女・筑後の名所・史跡 ランキング

筑後と豊後を結ぶ交通の要地で、江戸時代商業・手工業地として栄えました。町並みは城下町の影響を受け、整然とした町割を持ち、製ろう・酒造・和紙・製茶など諸産業の会所・問屋が多かったため、大規模な古い瓦葺・妻入の町家が建築が並んでいます。

木下家は江戸期から始まり、「堺屋」の屋号で代々酒造業を営みながら大きく栄えた旧家です。 明治41年完成の「離れ座敷」は、屋久杉の一枚板で造られた欄間や紫檀の床框などが見られ、贅沢な造りとなっています。当時は主屋の離れ座敷として貴賓客のための応接や宿泊に使われていました。 現在は八女市の指定文化財として公開しています。

広大な敷地に温泉、レストランなどが点在する複合施設。 リラクゼーション効果がある大浴場と露天風呂、サウナを設置。 湯上がりは、名物のクラフトビールをご賞味ください。

一説には筑紫国造磐井一族の墓ともいわれる前方後円墳。多くの石人や家形石棺が出土した。

直径約48メートルの大型円墳です。昭和31年に県の指定を受けました。 主体部は複室の横穴式石室です。玄室には凝灰岩製の巨大な石屋形があり、中にはくり抜きの石棺が納められています。6世紀後半～末頃のものと思われます。地元では古来から、中国から渡来した徐福の墓という伝承により旅の安全祈願の対象になっています。また一方で、童男山（とうなさん）という名称から耳の神様として祀られてきました。毎年1月20日には、「童男山ふすべ」が行われます。県指定史跡

清流に架かる優美な石橋。名匠橋本勘五郎が晩年最後に架設した「洗玉橋」から、一ツ眼（洗玉橋）、二ツ眼（寄口橋）、三ツ眼（大瀬橋）、四ツ眼（宮ヶ原橋）と並ぶ四つの石橋は「ひふみよ橋」と呼ばれ、四季の風景に溶け込む上陽町の象徴です。特に「洗玉橋」のアーチ頂上付近にある要石には、熊本県の国指定無形文化財「通潤橋」の兄弟橋であることが刻銘されています。

福岡市にあった旧大同生命ビルを移築。

直径33メートル、高さ5．3メートルの大型円墳で、かつては周堤があったということです。昭和53年に国指定となりました。主体部は複室構造の横穴式石室で、玄室の奥壁、羨道、玄門の袖石に赤・緑・黄の3色を使った円文・三角文・蕨手文が描かれています。6世紀後半のものと思われる装飾古墳です。 現在春には桜が咲き誇りお花見に最適です。 国指定史跡

仁安2年（1167）、黒木大蔵大輔源助能（みなもとのすけよし）が、薩摩の根占（今の鹿児島県）から筑後国黒木に移り、築いた城です。 黒木氏は、南北朝時代に南朝方として活躍しましたが、戦国時代に入ると、筑後で勢力を拡大する大友宗麟率いる大友家の部下に攻め入られ、猫尾城は落城しました。 現在は本丸の石積などが残り、城山公園として整備されています。

円墳で装飾古墳、双脚輪状文の模様は全国でも4例しかない。