信州ローカル線の旅【1】〜忘れ去られた路線と歴史ある駅舎〜
2位
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- 交通手段 :
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- 現地移動 : JR特急 / JRローカル / 私鉄
- 一人あたりの費用 :
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- 旅行費総額 : 1万円 - 3万円
- 同行者 :
- 一人旅
- 手配内容 :
- 個別手配
2011年最後の旅は、信州のローカル線を巡る旅。
最初に乗ったのは、塩嶺トンネルの開通によりローカル線へ転落した中央本線の岡谷〜辰野〜塩尻間。
特に、辰野〜塩尻間は、1両編成の電車がのんびり走るJR線とは思えない長閑さ。
以前は、特急「あずさ」や急行「アルプス」などが行き交っていたとはとても想像できない。
塩尻駅で、チロルの森の自家製ソーセージを食べながら小休止。
その後、松本駅からアルピコ交通上高地線に揺られて新村駅へ。
この新村駅は、アルピコ交通の前身である筑摩鉄道時代の駅舎がそのまま使われているのだが、老朽化が激しく、ついに建て替えられてしまうとのことなので、ちょっと見学に立ち寄ったのだ。
駅近くに建つ専称寺も訪れてみた。
この日の宿がある長野駅には、松本から日本三大車窓で有名な姨捨駅を通る篠ノ井線で向かった。
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今回は、かなり遅めの出発。
前日も遅くまで仕事をしていたので、早起きするのにはかなり気合を入れないとダメなのだ。
なので、ゆっくり起きて、新宿駅10時発の特急『スーパーあずさ11号』に乗ることにした。 -
天気は上々。
列車は、快晴の甲府盆地へ。
勝沼ぶどう郷駅と塩山駅の間からは、南アルプスの山並みが、甲府盆地の向こうに浮かび上がっていた。
この景色は、日本三大車窓に勝るとも劣らない眺めだと、個人的には思っている。 -
上諏訪駅で降り、12:14発の長野行きの普通列車に乗り換えて岡谷駅へ。
現在の中央本線は、岡谷駅から昭和58年(1983)に開通した塩嶺トンネルを抜けて塩尻駅と向かうのだが、それ以前は辰野駅を回っていた。
今日は、12:29発の飯田線へ直通する豊橋行きに乗り、昔の中央本線を辿って辰野駅へと向かった。
そして、塩尻駅へ向かう列車はたった1両編成。
ローカル色が色濃く漂いいい感じだ。 -
12:46発に辰野駅を発車。
穏やかな冬の日差しが差し込む車内は適度に埋まり、長閑な時間が流れているようだった。
信州川島、小野と停まり、塩尻駅には13:07に到着。
毎日の通勤で利用しているJR東日本にも、こんな可愛い電車が走っているとは。
何だか嬉しくなりますね。 -
待ち合わせ時間を利用して駅前へ。
物産販売所があったので立ち寄ってみると、チロルの森というところが作っている自家製ソーセージの盛り合わせが食べられるというので注文してみた。
手前からパセリ、粗挽き、黒胡椒のソーセージ。
これでビールがあれば言うこと無し(笑) -
終点の松本駅で、14:07発のアルピコ交通上高地線に乗り換えて新村駅へと向かう。
上高地へ行くときには必ず乗る路線なのだが、途中で降りるのは初めてだ。
ローカル線らしい幅の狭いホームや可愛らしい屋根がいい感じだ。 -
駅舎を出て踏切を渡ると車庫がある。
その片隅に、丸い顔の緑の電車が。
この電車は、昔、東急電鉄で活躍していた青ガエルと呼ばれていた車両。
2000年まで松本電鉄で活躍していたが、老朽化のため廃車されたもの。 -
新村駅に戻り、上り電車を待つ。
ホームに脇に、小さな機関車が停まっていた。
大正15年(1926)に信濃鉄道(現在のJR大糸線)が米国から購入したもので、その後、国鉄や西武鉄道などを渡り歩き、松本電鉄では平成17年(2005)まで現役だったそうだ。
現在86歳だが、クリスマスイルミネーションを身に纏い、隠居の身でも活躍中。
ちなみに、兄弟が弘南鉄道で現役だそうだ。 -
車窓から北アルプスの山並みが綺麗に見えていたので、松本駅で改札の外へ出てコンコースから眺めることに。
市街地の向こうに連なる山々は神々しいばかり。
特に、雪を被った常念岳が素晴らしかった。
もしかしたら、槍も見えていたかもしれない。 -
恐ろしく寒かったので、駅前の蕎麦屋『そば亭油や』へ。
まずは、板わさと地元長野市の酒蔵『酒千蔵野』が醸す『川中島 純米にごり酒』。
この酒蔵は、創業天文9年(1540)と、長野県内で最も古く、国内でも7番目に古い蔵元で、川中島合戦の折りには、かの武田信玄公も味わったという歴史も持っている。
丁寧に造られた良質の酒であることは、一口飲めば歴然。
伊達に470年余りも蔵元をやっているわけじゃないわけだ。
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