詠歌上達の神として知られ小野小町(おの の こまち)も参拝している玉津島神社

和歌の浦  のクチコミ10

詠歌上達の神として知られ小野小町(おの の こまち)も参拝している玉津島神社

満足度: 3.5

さすらいおじさんさん 写真

さすらいおじさんさん
和歌の浦のクチコミ : 1件
旅行時期 : 2010/03(約2年前)

和歌浦(わかのうら)は玉津島(たまつしま)と片男波(かたおなみ)を結ぶ砂嘴(さし)と周辺一帯の古くからの景勝地で聖武天皇(しょうむてんのう701−756年)が行幸の折に、お供をしていた山部赤人(やまべ のあかひと・生年不詳−736)が「万葉集」に 
「 若の浦に 潮満ちくれば潟をなみ 葦辺をさして鶴(たづ)鳴き渡る」( 若の浦に潮が満ちてきて干潟が見えなくなってしまい餌を漁っていた鶴は次の餌を求めて葦辺の方に向かって鳴きながら飛んでゆく)

と詠んでいる。「片男波」という地名は、山部赤人の歌の「潟をなみ」から生まれたとされており、玉津島の西側に発達した砂嘴(さし)に現在は植物が見当たらないが、昔は葦などの水生植物が生い茂る湿地帯であったようだ。
その後「万葉集」に歌われた玉津島は歌枕の地として知られ玉津島神社は詠歌上達の神として知られるようになり小野小町(おの の こまち)も参拝しているそうだ。
玉津島神社の東隣にある県内最古の三断橋を渡ると、小さな島・妹背山(いもせやま)があり中腹には徳川頼宣(とくがわ よりのぶ1602−1671年)が1653年に母の養珠院((ようじゅいん1580−1653年=お万の方)の菩提を弔うために建てた総ケヤキ造りの海禅院(かいぜんいん)多宝塔、水辺には紀三井寺の拝殿として建てられたという観海閣(かんかいかく)がある。
 妹背山は、周囲250mの小島だがかつては相模の江ノ島、近江の竹生島、安芸の厳島と並ぶ水辺の名勝だったそうだ。
三断橋の欄干、板石、橋桁、橋脚などは白居易(はく きょい772−846年=白楽天)らの詩に詠われ、艶麗な美女や神仙にみたてられてきた中国有数の景勝地・西湖を模したものといわれている。
古代の人たちがいかに和歌浦の美しさにあこがれ、誇りにしてきたかが良くわかる。

玉津島神社---http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=A3500210

日本の旅 関西を歩く 和歌山市、和歌浦周辺1:http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10449657/
(写真は玉津島神社の光景)

同行者
家族旅行
アクセス : 
3.0
JR和歌山駅、和歌山バス新和歌浦行き25分、玉津島神社前下車、徒歩すぐ。和歌山バス公園前経由医大病院行き、紀三井寺団地行き和歌浦下車徒歩5分
人混みの少なさ : 
3.0
見ごたえ : 
3.5
バリアフリー : 
2.5

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