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 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の地をゆく【5】〜熊野古道の分岐点の街で武蔵坊弁慶と南方熊楠に出会う〜

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紅い翼さん 写真

紅い翼さん
紀伊田辺の旅行記 : 1
旅行時期 : 
  • 2011/07/27 - 2011/07/29
  • (約10ヶ月前・3日間)
エリア : 
和歌山県>白浜・田辺・南部・串本>紀伊田辺
テーマ : 
街歩き
投稿日 : 
2012/01/03(約4ヶ月前)
写真 : 
29
コメント : 
0
交通手段 : 
  • 現地移動 :  レンタカー / JALグループ / 徒歩
一人あたりの費用 : 
  • 旅行費総額 : 5万円 - 10万円
同行者 : 
一人旅
手配内容 : 
個別手配

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の地をゆく【5】〜熊野古道の分岐点の街で武蔵坊弁慶と南方熊楠に出会う〜

【旅の3日目後半。紀伊田辺市街散策(所要約2時間)】

串本から国道42号線を車で進み、今回の旅の最終目的地である紀伊田辺までやってきました。

紀伊田辺は紀南地方の中心都市で、古くから熊野古道の中継地として栄えてきました。
JR紀伊田辺駅前の観光協会で観光マップを入手し、さっそく散策へ出かけてみると、街中には武蔵坊弁慶にまつわる伝説が残るスポットや、在野の大学者南方熊楠に関する研究の足跡が今も残る静かな街でした。

何か派手な観光施設があるわけではないのですが、ちょっとした時間にふらっと立ち寄ってみるにはいいところではないかと思います。

〔3日目後半の行程〕
・串本〜紀州椿温泉〜紀伊田辺市街(闘鶏神社〜弁慶腰掛けの石〜南方熊楠顕彰館/南方熊楠邸〜扇ヶ浜)〜南紀白浜空港

〔1日目前半の旅行記〜熊野速玉大社が鎮座する新宮へ〜〕
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10618153/

〔1日目後半&2日目前半の旅行記〜「祈りの道」の終着点熊野本宮大社から川の参詣道を下る〜〕
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10621243/

〔2日目後半の旅行記〜熊野那智大社と那智大滝に詣る〜〕
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10623595/

〔3日目前半の旅行記〜大辺路串本の絶景を巡る〜〕
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10628289/

※ この旅行記は、2011年9月の台風12号到来前のものです。

  • 紀伊田辺 写真

    〔紀州椿温泉〕

    串本から国道42号線を1時間半くらい走り、ちょっと休憩をと思っていたところで、ちょうど道の駅があったので寄ってみることに。
    この道の駅「椿はなの湯」には温泉が併設されているということで、これ幸いと日帰り入浴(大人500円)へ。
    湯船は小さめですが、無色透明の湯に入ったあとは肌がすべすべになります。
    なお、すぐ近くには無料の足湯もありました。

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  • 紀伊田辺 写真

    〔紀伊田辺市街〕

    「椿はなの湯」から車で20分ほど走り、紀伊田辺市街までやってきました。
    車を海沿いにある「扇ヶ浜公園」周辺の駐車場に駐め、小さな旅のスタート。

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  • 紀伊田辺 写真

    「扇ヶ浜公園」にあった紀伊田辺の観光マップです。
    う〜ん。とりあえず紀伊田辺駅まで行ってみましょうか。

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  • 紀伊田辺 写真

    〔紀伊田辺駅〕

    およそ20分で紀伊田辺駅前へ。
    駅から出て右側に紀伊田辺観光協会があり、ここで周辺の地図を入手。
    どのようにまわろうかとしばし思案…。

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  • 紀伊田辺 写真

    駅前には源義経に仕えた武蔵坊弁慶の像が!
    武蔵坊弁慶は、熊野別当(熊野三山を統括する役職)湛増の子として、ここ紀伊田辺の地で生まれたとのこと。

    ただ…救命胴衣はちょっと似合いません。。。

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  • 紀伊田辺 写真

    駅前には熊野古道中辺路への案内もでています。
    紀伊田辺は中辺路の起点で、徒歩や龍神バスで熊野本宮までゆく観光客も多いのでしょう。

    私もいつか中辺路をゆっくり歩いて熊野本宮まで行ってみたいです。

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  • 紀伊田辺 写真

    〔闘鶏神社〕

    最初に訪れたのは、駅から徒歩10分くらいの場所にある「闘鶏神社」です。
    この神社の由来は、419年に田辺宮として熊野権現を勧請したのが始まりという歴史ある神社とのこと。

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  • 紀伊田辺 写真

    鳥居の前には、一直線に延びる馬場が約230メートルにわたり続いています。

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  • 紀伊田辺 写真

    鳥居を抜けたすぐ左側には、武蔵坊弁慶を御祭神としたとても小さな「弁慶社」が建立されています(けっこう新しい感じですが)。

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  • 紀伊田辺 写真

    樹齢約1,200年と伝えられているご神木の大楠も。
    太い幹部分は残っていないみたいです。

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  • 紀伊田辺 写真

    こちらが拝殿ですね〜。
    伊邪那美命(いざなみのみこと)が祀られています。

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  • 紀伊田辺 写真

    イチオシ写真

    闘鶏神社という名の由来は、源平合戦の時、弁慶の父である熊野別当湛増が紅白二色の鶏を闘わせたところ、白の鶏が勝ち源氏に味方することを決め、熊野水軍を率いて壇ノ浦へ出陣したという伝説からだそうす。
    その際に、源義経の命を受けここ紀伊田辺まで来たのが弁慶だったとも伝えられているのですが、ちょっと出来すぎですかね〜。

    その弁慶と父の湛増が並んで今もここに…。

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  • 紀伊田辺 写真

    〔弁慶腰掛けの石〕

    次に向かったのは、闘鶏神社からまっすぐ西側に進んだ先にある(はず)の「弁慶腰掛けの石」です。
    が…住宅街の小さな一画にある八坂神社の境内にあるので、場所が非常に分かりにくいです(一応周辺の観光案内図をのせておきます。私もこの案内図を見つけるまで迷いました)。

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  • 紀伊田辺 写真

    大通りから一本路地に入ったところに八坂神社が鎮座しています。

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  • 紀伊田辺 写真

    狭い境内の隅にありました…これが弁慶の腰掛け石ですね。
    ちょっとこれだけで寂しい気もしますが、まあ世の中そんなものということで…。

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  • 紀伊田辺 写真

    〔南方熊楠顕彰館/南方熊楠邸(入館料300円)〕

    さらに住宅街へ地図を頼りに進んでゆくと、とてもモダンな感じの「南方熊楠顕彰館」が見えてきます。

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  • 紀伊田辺 写真

    いただいたパンフレットによると、「南方熊楠は、和歌山市に生まれ、東大予備門中退後英米に遊学。帰国後の1904年から田辺に住み、生物学・人文科学等多方面にわたって研究を続け、在野の碩学として注目を集めた」とあります。
    1階・2階にある展示内容を見ていると、ものすごく才能に溢れた人だったことがよく分かります(わが身を省みると…才能のない人間は少なくとも努力が必要ですね…)。

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  • 紀伊田辺 写真

    顕彰館のとなりには、熊楠が1904年から研究と生活の拠点とした旧家が残されています。

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  • 紀伊田辺 写真

    日本の旧家といった感じの母屋。

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  • 紀伊田辺 写真

    母屋のすぐそばには、熊楠の名の1字にもなっている楠の木が植えられています。
    熊楠もこの木がお気に入りだったとか。

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  • 紀伊田辺 写真

    今にも誰か出てきそうな書斎。母屋の向かい側にあります。

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  • 紀伊田辺 写真

    机の上には(あやしい)薬品のビンと英文の資料が…。
    ちなみに熊楠の研究対象としては菌類が有名です。

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  • 紀伊田辺 写真

    書斎のとなりにある土蔵には、熊楠が研究に使用した研究道具や書籍がところせましと並べられています。

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  • 紀伊田辺 写真

    こういう静かな環境の中で研究に没頭していたのですね〜。

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  • 紀伊田辺 写真

    〔扇ヶ浜〕

    南方熊楠邸を後にして、中屋敷町の細い道を田辺湾に向かって歩いてゆくと、扇ヶ浜公園の手前(田辺市役所の横あたり)に「弁慶松」と「弁慶産湯の井戸」があるというのですが…。
    おそらくここなのでしょうが、雑草が行く手をさえぎり中へ進みにくい感じでした。

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  • 紀伊田辺 写真

    これかな?
    (正否は分かりません…)

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  • 紀伊田辺 写真

    扇ヶ浜まで出てきました!
    夏空に青い海が気持ちいいです。

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  • 紀伊田辺 写真

    イチオシ写真

    これで紀州熊野2泊3日の旅も終了。

    美しい自然の中に、今もしっかりと息づく歴史的な建造物や文化を体感することができました。

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  • 紀伊田辺 写真

    紀伊田辺から白浜まで移動し、南紀白浜空港から19:05発のJAL1386便で東京へ。

    離陸まで少し時間が空いていたので、空港レストランの地ビールで乾杯!
    (食事は地元のものがほとんどなく、まさしく「空港のレストラン」といった感じでちょっと残念でしたが)

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