2016/11/16 - 2016/11/18
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公共交通トラベラーkenさん
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2016年11月16日(木)~11月18日(金)まで、大阪からスタートして名古屋まで、駆け足の旅行をしてきました。
その① 大阪市西九条、駅周辺散歩~安治川トンネル~舞洲スラッジセンターと大阪市・八尾市・松原市環境施設組合 舞洲工場見学~飛田新地、国の登録有形文化財「鯛よし百番」~難波「味園ユニバース」まで
その② 三重県、伊賀上野「伊賀流忍者博物館」見学~長島町「なばなの里 イルミネーション」見学~四日市コンビナート工場夜景まで
その③ 愛知県名古屋市 揚輝荘見学
こう書くとなんだか「大人の社会科見学」みたいですが、実際は珍スポット巡り的な要素も強い旅行でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昨年6月に引き続き今年も大阪旅行に来てしまいました。
前回見て回ることができなかった場所を訪れるのが目的です。
往きは羽田から伊丹まで飛行機を利用しました。帰りは座席が取れなかったので別の交通手段を探す必要がありました。その過程で旅行計画が徐々に脱線してしまい、結果的に大阪に始まって三重~愛知までという強行軍になってしまいました。最後は名古屋からバスで東京まで帰ってくることになりました。 -
まずは大阪環状線で西九条駅に下車して駅周辺を散策します。特に観光スポットがあるわけではなく、次の観光地に移動するまでの時間つぶしです。
駅前の細い路地に火伏地蔵尊がありました。 -
いい感じの建物があります。大阪に来た実感が湧きます。
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JRの線路の下は商店街になっています。特筆すべきものは何もない、古びた街並みです。
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まだ午前中の早い時間なのであまり活気は感じられませんでした。
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昭和っぽい看板が目立ちます。
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白黒写真で撮ったらノスタルジックな良い風景になるのではないかと思われます。
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駅周辺を離れて南の安治川方面に進みます。
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カラフルなドラム缶が積んである町工場がありました。本当にどうということもない風景ですが、なんとなく気に入ったので。
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安治川トンネルに到着しました。最初の見学スポットです。川底を横断する長さ約80mの歩行者・自転車専用トンネルです。1944(昭和19)年の開通で、当時の技術では大型船舶の運航の支障にならない高い橋の建設が困難だったため、川底トンネルが計画されたそうです。以前は車両用の通路とエレベーターもあったが西側に安治川大橋ができたことなどから77年に廃止されたとのこと。
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これが車両用エレベーターですね。
さびたシャッターがなかなかの雰囲気です。 -
歩行者用のエレベーターもありますが、最初は階段で降りてみます。
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地下通路には一人の警備員さんが立っていました。
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女性一人で歩くのはちょっと怖い道ではあります。
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登りはエレベーターを利用しました。自転車も乗るのでかなり広いです。
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反対側に出てきました。特に面白そうなものもなかったのでそのまま戻ってきました。
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地元の人たちは結構利用しているようでした。
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西九条の駅前に戻ってきました。。大阪環状線~ひと駅ごとの愛物語~【Station8】西九条駅「トンネル横丁の悪魔」というドラマの舞台になっていた場所を見に行きましたが、午前中なのでシャッターが閉まっていました。
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これから行く舞洲方面のバスが来る停留所の近くにあった小さな地蔵さま
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市バス81系統 舞洲スポーツアイランド行きのバスに乗って次の観光地に移動します。
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ユニバーサルスタジオのさらに先にある舞洲というところに来ました。「此花大橋西詰」というバス停で降ります。観光の前に腹ごしらえをします。道路の向かいにあるファミリーマートの横の入り口から入って2Fに舞洲食堂という店があります。もともと佐川急便の社食だったようです。500円でおなか一杯食べられる良い食堂です。
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私はから揚げ定食。ご飯は自分で好きなだけ盛ることができます(1回のみ)。
味噌汁と小皿がついて、さらに漬物が数種類食べ放題です。地域的に物流関係などで働く人たちがお客の大半なので、結構ボリュームがあります。
味は全体的に薄味で、ヘルシー志向なようです。美味しくておなかいっぱいで、しかもワンコイン。大満足の昼食でした。 -
妻は回鍋肉定食。
小鉢はプリンをチョイスしました。女性客も結構多くて、プリンは人気があるようでした。 -
おなか一杯になって午後の観光開始です。
13:00から舞洲スラッジセンター見学です。この施設と次に見学する大阪市・八尾市・松原市環境施設組合 舞洲工場は事前に予約をしておくと内部を見学させてもらえます。前回の旅行の時は外観を眺めるだけで済ましていたので、今回はちゃんと予約をして施設内を見学させてもらうことにしました。 -
オーストリアの建築家フンデルトヴァッサーの設計による面白い施設で、一部の珍スポットマニアや純粋な建築ファンの間ではとても有名な施設です。
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フンデルトヴァッサー氏は「自然界には同じものは一つもない、直線もない。」みたいなことを主張しているそうです。そのため建物は曲線主体で、タイルなども同じ規格のものはなく、柱のつくりも1本1本すべてちがったものになっているそうです。
天才の考えることは凡人には良くわかりませんが、なんだか普通と違うなぁというのはわかりました。 -
建物目当てで来たのですが、しっかり社会科見学的なお勉強もさせられました。
スラッジセンターは汚泥の処理をする施設なんだそうです。
説明が始まってすぐに爆睡してしまったので、よく覚えていません。 -
フンデルトヴァッサー氏がデザインしたTシャツ。その他に絵画なども展示されていました。
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施設の屋上も案内してくれました。
素晴らしい長めでした。 -
間近で見るとかなり巨大な煙突であることがわかります。
税金の無駄遣いだと非難されることもあるようですが、部外者の私にとってはこんな素晴らしいお金の使い方はないなと思います。 -
敷地内を走る自動運転車。
前回来た時にフェンス越しに背伸びして覗き見ていたものをすぐ目の前で観ることができました。 -
続いて大阪市・八尾市・松原市環境施設組合 舞洲工場見学です。こちらも事前に見学の予約が必要です。こちらもフンデルトヴァッサー氏の設計による建物です。
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ここはゴミ焼却施設です。
建物目当てできましたが、ごみ処理についての社会科見学コースを案内してもらいました。 -
小学生が社会科見学で大勢訪れる施設なんだそうです。
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巨大な爪がついたクレーンがごみをつかんでいます。
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ほとんどがコンピューター制御ですが、細かいところが人が操作しているそうです。社会科見学も意外と面白いものでした。
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ここも曲線が主体の建物でした。
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フンデルトヴァッサーの作品は、東京ではTBSの「21世紀カウントダウン時計」というのがあります。大阪にはこの2か所のほかに大阪市北区にあるキッズプラザ大阪の「こどもの街」というのがあります。
変わった建物を観るのが好きなだけで、専門的なことは何も知らない私としては、上野の西洋美術館よりこっちの方が楽しくて良い建物だと思いました。 -
舞洲を離れて、環状線新今宮駅に移動しました。
ディープな大阪が見られる地域ですね。
大阪といえばスーパー玉出です。 -
飛田新地に来ました。いわゆるちょんの間が立ち並ぶディープスポットです。
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「鯛よし百番」という大正中期に遊廓として建てられた建物を使用した料亭に来ました。ここは2000年に国の登録有形文化財となったそうです。
事前に予約をしないと入れないのですが、料理自体はそれほど高いわけではなく、意外と利用しやすい店です。
外観からしてもう最高の雰囲気を醸し出しています。 -
2階から中庭を撮影
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案内された部屋は2階でした。入り口にこんな表示がありました。
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部屋の窓からの風景。
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料理は予約時に伝えておく必要があります。今回は鴨鍋を注文しました。
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季節限定だそうです。一人前3300円+税。なかなか美味でした。
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シメにソバが出ました。
鴨鍋なんてお店で食べたことがないので、味の比較はできませんが、多分普通の美味しさだと思います。味音痴なのでとても美味しくいただくことができました。 -
たぶん船をイメージした部屋なんだと思います。
全体的に古びた印象で、ところどころくたびれた部分もありますが、それがまた味があって楽しめます。 -
廊下や階段にもさまざまな装飾が施されています。
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トイレは男女兼用、そうとうぼろいです。
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1階はとても豪華です。
食後にあちこちを撮影させてもらいます。 -
やたらと豪華な部屋がありました。
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部屋の入口には陽明門とありました。
日光をイメージしたものなのだと思います。 -
眠り猫もありました。
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思う存分建物見学をさせてもらって、鯛よし百番を出ました。商店街を通って地下鉄の駅に向かいます。ここにも玉出がありました。
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横道にはいい感じの看板が見えます。ちょっと寄り道しました。
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大衆演劇ですね。まだ見たことがないのですが、面白いのでしょうか?
いつか入ってみたいですね。 -
難波に移動しました。味園ユニバースというビルを見に来ました。
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ちなみに本日の宿は味園の向かいにあるこのビジネスホテルです。中国人がいっぱい泊まっていました。
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旅行前に予習として「味園ユニバース」という映画を観ました。ちょっと面白い映画でした。
珍スポット系のサイトでもよく紹介されている場所なので、結構有名ですね。
本当はこのビルにあるホテルに泊まりたかったのですが、あいにく満室でした。やはり人気スポットなのでしょう。 -
2階に飲食店街があります。かなり濃い目の店がぎっしりと並んでいます。面白いですが、ちょっとわざとらしいというか、狙い過ぎというか、不自然な感じがしました。
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この看板の字体がなんとも昭和っぽくていいですね。
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とても大阪的で下品な通りだと思います。店のなかに入る気にはなりませんが、眺めるだけなら興味深いですね。
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夜の難波を少しだけ散歩してからホテルに戻ってきました。
今日の観光はこれでおしまいです。コンビニで発泡酒を買い込んで部屋に入ります。
毎度のことですが、今回も貧乏倹約旅行です。不必要な出費はできるだけ避けていきます。
明日はもう大阪を離れて、三重県に移動します。
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この旅行で行ったホテル
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ナンバプラザホテル
3.3
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旅行記グループ 2016/11/16~2016/11/18 大阪~名古屋 社会科見学旅行
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