2006/08/19 - 2006/08/20
698位(同エリア779件中)
ハニーナッツさん
- ハニーナッツさんTOP
- 旅行記43冊
- クチコミ16件
- Q&A回答0件
- 182,425アクセス
- フォロワー1人
癒しの旅その三は、二日目の続きからです。本当は・・・今日、この後龍泉寺で滝行を体験しようと思っていました。が、あまりにのんびりと遊歩道を楽しんだのと、その後のなが〜い川遊びのせいで時間があまり無くなってしまいました(バスとか少ないのよ〜)。なので、あまり気にもせず、明日でいっか!と。この偶然が、またステキな出会いを呼ぶのでした。
PR
-
今日はもう滝行はムリだね、と、言う事で洞川(どろがわ)散策へ。この辺りは老舗旅館が並び、多くの旅館でも温泉に入れる。なので洞川温泉が混んでいる時は、旅館の温泉に入ってもいいかも。
-
ここの、手づくり佃煮と言う看板にひかれて行ってみたのだが、今日はお休みだった(ドアは開いているが、中の招き猫?が、お休み!って)!明日来ようか、と話していたがすっかり忘れてしまった。また次回の楽しみにしようっと。
-
洞川散策は続く。ここも水で有名。そのせいか、町のいたるところに湧き水が流れていて、どうぞって。そしてお豆腐や、ごま豆腐、名水コーヒーも有名。
-
ここは遊ぶのには(色々散策とか出来て)いいのだけど、泊まるのは個人的には天川が好きなんだよなぁ。でも一度泊まってみてもいいかな〜。バスの時間を気にしないでのんびり出来そうだし。あ、あとはレンタカー借りるかかな。
-
あと、もう一つの名産が陀羅尼助丸。胃腸薬。百草丸みたいな(知らないって?)。これ、効くんだよね〜!で、どこの店でも売ってるのだが、なんとなくこの薬箱が目を引いたこちらのお店で購入♪
-
こういったお土産屋さんなどもあって、見ているだけで楽しい。温泉だけ入るのも、洞川温泉と同じ値段で入らせてくれるらしいよ。知らなかった〜!
-
建物も、さすが老舗が多いので、それを見て歩くのも楽しい。お店の人が、夜の洞川もとっても素敵なのよって。なるほど、やっぱり今度は泊まるか!
-
これなんて、般若心経ののれん!さすが行者の町。
-
ここは比較的新しいなと思ったら、建て直したばかりらしい。まだ木の新しい匂いがするよ。お土産も充実してました。
-
これは豆腐屋さんにあった、植物。なんだか分からないけど、気になって撮っちゃった。
-
ここは、思わずその派手さに目が奪われる。でもケバケバしいワケじゃなく、なんかめでたい感じがして気持ちいい。
-
普通のオウチ達も、なんだか昭和っぽい感じ。ここだけ昔のまんま、みたいな。ポストとかもカワイイ。ん?牛乳瓶入れか?ところどころバケツが置いてあるのは、水が流れているの。
-
洞川は大峰山系に登る修験道の行者さん達が訪れるのだそうだ。確かに以前訪れた時、たくさーーんの行者さん達が龍泉寺とかにいたかも。
-
もうそろそろ戻ろうかな、と言うところでごまどうふ屋さんを発見!メチャメチャ手づくり感たっぷりのごまどうふをいただきながら、おばあさんとおばさんの話に聞き入ってました。おばあさんはお店に入るなり、九字切りの説明をしだしたのです。さすが洞川。私は思わず聞き入っちゃった。
-
お店を出る時、気になって大峯山の話を聞いた。なんで女人禁制なんですかねぇ〜って。おばあさんは、オンナが登るもんじゃないよ〜、大変だから♪って笑顔で。アハハ、とってもカワイイおばあさんでした。
-
この橋、以前も来た事があるのだが、ここから川を見下ろすとスゴイ。
-
天然ニジマス!スゴイ大きいでしょ!たくさんいるでしょ〜!コイかと思ったよ、でかくて。
-
最後に天川村立資料館に行ってきた。なんでもB29の爆撃機エンジンが展示されているとか。閉館時間ギリギリに行ったので、ササッと見ただけだけど、なんだかみんな、悲しくなっちゃった。すぐにバス停に行き、井頭さんのトコへ帰った。
-
この日の夕食は・・・鮎!洞川では特にこの時期鮎が有名なので、串で刺して焼いてあるのをそのまま食べている人が目に付く。今まで天川や洞川で食べてはいなかったのだが、ウチの父が釣り名人(?)なので鮎自体はよく食べる。でもこれは違った。白子が入ってた!そのほか、ごま豆腐やお野菜、生麩やおからなど、どれもとってもおいしくいただきました♪
-
そして、天の川温泉からの帰り、神社から音楽が聞こえてきた。奉納をしているらしい − ちょっと見に行ってみた。すごーい。とっても迫力があって、見入ってしまった。皆さんはヒーリングワークか何かだったようで、大きな旅館とかが無いので小さい民宿にちらばって滞在しているようでした。本当は部外者はダメなんでしょうけど、どうぞ見て行ってくださいと言うウェルカムなお言葉に甘んじて、最後まで見させてもらっちゃいました。
-
最後の日の朝、再度朝のおつとめに行くと、昨日の皆さん達も来ていて大勢のおつとめとなった。相変わらずとてもおいしい朝食をいただいた後、しばらく坪内を再度散策することにした。
-
支度をした後、しばらく井頭さんからの風景を楽しむ。今回もお世話になりました。また是非訪れたいです。私はここからのこの風景がと〜っても気に入った。
-
何時間でも眺めていられるかもしれない。
-
こんな時間の使い方、しばらくしてなかったから余計に嬉しかったし、名残惜しかった。
-
雨の中、坪内をブラブラと歩く。
-
やっぱりこの静かな町が好きだな〜。
-
そしてお気に入りの鎮魂殿にこの旅最後の挨拶に行った。
-
天の川は増水し、濁っていた。これまた迫力。流れもはやそう。この後、今回とってもお世話になったタクシーのおじさんに、最後にまた洞川まで連れてってもらう。昨日滝行が出来なかったことを話すと、大笑いしてた(理由が、川で遊んでて、だったから・・・)。
-
そして私達は龍泉寺にやって来た。そもそもなんで滝行かって言うと、タクシーのおじさんに龍泉寺でやってるから、やってこい!って言われて(なぜやらない?くらいの勢いだった)、へ〜出来るんだぁ、やりたい!と言う単純なキッカケでした。寺務所に行くと、今○○さんがやってるかもしれないから、どうかなー、見に行ってどれくらいかかりそうか聞いてみたら?と言われた。
-
寺務所の方に言われたとおり、滝の方に行ってみた。すると○○さんご一行ではなく、行者さん達らしき人たちと、先生のような人がいた。その人は、九字切りの話をしていた。昨日のおばあさんの話の続きか??と思わず聞き入ってしまう。私達に気がつくと、お滝行ですか?と。ハイ、と私達。もしよろしかったらお先にどうぞ、あとからもっと多い団体さん(○○さん達のこと)が来るから早くしたほうがいいですよ。
-
お先にどうぞ???私達は、・・・はぁ、と言う感じでした。お寺の方が、指導してくれると思ってたから。どうしようか・・・、と迷っていたらその人が、じゃあせっかくだからご一緒しますか?と。私達は即答で、ハイ!!!お願いします!!!先生は高野山真言宗、いわゆる仏教を信仰してるのだそうだ。
-
皆さんはとってもいい方達ばかり。ぬれちゃうから入りなさい、と言って屋根の下に入れてくれ、一緒に話を聞くことに。それがまたとっても興味深いものでした。その後ダッシュで寺務所に戻り、行者服を借りに行った。お寺の方が、どうでした〜?と聞いたので、一緒に参加するコトになりました!と言ったら驚いてた。アハハ。
-
いざ、始まるとそれは結構長かった。一人、およそ5分くらいかな。滝だけを見たときは、これは簡単かも・・・と思ったのだけど、とんでもなかった。友達の番になったとき、ものすごく辛そうだった。金魚みたいに口をパクパクさせていて、え??ダイジョブ???って。実際に私の番になったとき、私も金魚だった。イヤ、鯉だったかも・・・。とてつもなく冷たい水が脳天を直撃する。あまりの冷たさに、心臓の鼓動が急激にものすごく早まり、呼吸が速くなり、息が苦しくてのパクパクだった。その間皆さんがずっと般若心経、御真言などを唱えてくれている。
-
最後に、無になりなさい!と言われる − その時初めて苦しさが無くなり、パァーーッと目の前が明るくなった。なんだかよく分からないのだけれどものすごく感動した。滝行がこんなに大変だとは思わなかったし、その後の爽快さにも驚いた。一緒に参加させていただいた皆さん、そしてたくさん色んなコトを教えてくださったM氏にはとっても感謝しています。ありがとうございました!!
-
その後、一緒にお昼どうですか?と誘ってくださり、皆さんと同行するコトにした。高菜むすび、鮎の塩焼き(今度は卵持ち!)、あまごの刺身などを堪能した。と〜ってもおいしかった。不思議な縁だけど、皆さんホントとても朗らかでいい人で、そして、メチャメチャ楽しい人たちだった!
-
なんで滝行やろうと思ったの〜?あんなん適当にやったらな、変なもん持って帰ってしまうで、あんたら幸運だったんやな〜って。そ、そうなんだ・・・!なんでも、滝行では色んな人が色んなモノ(?)を落としていくので、人によってはそれを拾ってしまうらしい・・・こ、こわーーっ!
-
でも正直、この後フワフワフワフワ(ある意味危ない?)して、地に足が着いていない感じ?だった。気持ちよ〜くて。それはしばらく、帰ってからも続いたけど仕事が始まって一気に現実に引き戻された。でも、しばらくは写真を見たり、思い出したりすると天川の自然がくれた元気、皆さんがくれた楽しい時間とステキな体験がよみがえってきて、元気が出た。
-
皆さんとの時間があまりに楽しくて、もうしばらく同行するコトに。これは洞川の、先生のお知り合いのお店にて。と〜〜〜ってもおいしい葛餅をご馳走になった。も〜皆さんホント楽しい人たちばかりで、最高の時間を過ごせた。そして、数々のお遍路話やいきさつなども聞けて、とても楽しかった。
-
そしてひょんなコトから、この旅でずっと気になっていた大峯山の結界に行くことになった。私はもうドキドキだった。でも実際に行ってみると、足がすくんだ。ここがそうなんだけど、結界に近づくと、なんだか木々が、例えばみたらい遊歩道の木々とはまったく違った感じがした。なんか、とってもざわざわしてて怖かった。うわーんごめんなさい(?)と思って、後ずさり・・・。
-
・・・結局よく分からないんだけど、最初の、なんで女性はダメなのっ?と言う感じ方から、ん〜、やっぱりいいです(←気が弱いだけ?)、に変わっちゃった。アハハ。さて、その後皆さんと名水ごろごろ水を飲んで、名水コーヒーもごちそうになり、あっという間にお別れの時間になってしまった。今回はのんびりゆったりまったり旅行で終わるのかなー(それでもとってもヨカッタのだけどね〜)と思いきや、最後の最後でサプライズ!こんなステキな出会いと体験が出来たことに感謝感謝です。
-
毎回こんなにステキな出会いがあって本当にビックリだし、今回は特に山々や木々、水、そして人々からたくさーん元気をもらえた。先生とはその後何度かメールのやり取りをさせていただき、また色々と教えていただいた。ありがとうございました。いつかまた、近いうちに天川に訪れたいなと思いました。
※ ちなみにこの旅行の後、ウチの釣り名人は白子入りと卵入りの鮎を見事釣ってきた。でかした!うまかった♪
おわり
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
41