2012/06/30 - 2012/06/30
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神奈川県逗子市沼間にある神武寺(じんむじ)は天台宗の寺院で医王山来迎院神武寺という。神亀元年(724年)、聖武天皇の命によって、行基が十一面観音・釈迦如来・薬師如来を彫刻し祀ったのが始まりだと伝えられている。
その後、天安元年(857年)、慈覚によって天台宗に改宗され中興された。三浦(逗子)八景の1つとして知られる古刹である。
地図には、神武寺の近くに山王神社(山王社)がある。ハイキング記を読んでもそれがある。しかし、山王神社は見付からなかった。庫裡で聞こうかとも思ったが、立入禁止の立て札があり諦めた。
裏参道を神武寺駅方面に下ると途中で参道を清掃している人がいた。寺の下男かと思い「山王神社は知りませんか?」と尋ねると、「知らない。」という。定年退職になって、お寺に興味が出て、時々神武寺などを参拝しているのだが寺は詳しくはないという。そして、「立入禁止」となっているのがお寺で一般公開されているのは逗子市のものだという。私が「それで立入禁止の看板以外は逗子市が立てた看板しかないのですか?」というと、「そうだ。」という。確かにお寺のことは何も知らないようだ。「失礼ですが、出身地は?」と尋ねると、「私はあなたのことを信用している訳ではないから教えられない。私は日本人ですよ。」といわれた。初めてのことだったのでまじまじと顔を見た。
日本のお寺は江戸時代には戸籍を管理していた。そのために、ご先祖さまからのお墓が残っているのだ。明治以降に日本人になったアイヌ人にはお寺は馴染みが薄いものだ。そうした歴史に改めて気付かされた。
(表紙写真は神武寺本堂)
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間違えて1本手前の団地への道路を登ってしまった。頂上にあった石仏。立ち小便をしないようにたてたものだという。
ここから小道を少し下がると本来の表参道になる。 -
表参道はコンクリート敷であったが、それがなくなると石段があり、石燈籠が見える。
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石燈籠。
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石燈籠の向かいには「‥‥如来享保十九年十二月十一日」の石柱が立っている。
石仏は如来のようだ。
享保十九年十二月十一日は1735年初頭になる。 -
石仏(如来)。
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石仏(如来)。
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石仏(如来)。
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石仏(如来)があるところのカーブ。
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表参道。表参道の上の方は修理中であった。コンクリートは無くなるが、谷側に一般道路用の白い手摺が設置されていて景観を壊している。
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総門間前のトイレ。
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道標。ここから表参道から裏参道が分かれる。
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裏参道の下り口。帰りはここを神武寺駅に向かう。
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表参道脇の石。
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表参道脇の木の根。
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総門。
もとは東逗子駅付近の踏切を渡った所にあった。第二次世界大戦中に表参道の登り口に移された後、昭和50年(1975年)に現在地に移されている。
享保18年(1733年)の建築物といわれている。柱は風化しており、見てびっくりした。 -
総門の柱。風化している。
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総門の柱。風化している。
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「かながわの美林50選 神武寺の森」の木柱。
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総門。
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「山火事注意」の看板。
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「神武寺鳥獣保護区区域図」。
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「医王山神武寺」説明看板。
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「逗子市指定史跡名勝天然記念物 神武寺周辺の岩隙植物群落」説明看板。
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車庫。表参道と裏参道は車が通れない山道であるが、もう一本の道は車で上れる。
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尊勝塔(天明6年(1786年)銘)。立派な五輪塔だ。
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尊勝塔。
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尊勝塔。
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尊勝塔。
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尊勝塔。
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「客殿・庫裏」の看板。「一般の方はご遠慮下さい」とある。
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切通しの向こうに本堂や庫裡がある。その前に「檀信徒・関係者以外 立入禁止 当山」、「立入禁止」の文字が。
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切通しの向こうに見える庫裡。
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線刻佛3点。左から明治25年(1892年)銘、明治25年(1892年)銘、明治26年(1893年)銘。
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線刻佛(明治26年(1893年)銘)。
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「三浦半島八景 神武の晩鐘(神奈川県横須賀三浦地区行政センター)」看板。
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道標。「↑薬師堂を経て鷹取山に至る」、「→神武寺駅へ至る」。京浜急行が立てている。
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「かながわの景勝50選 神武寺と鷹取山」石碑。
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「逗子八景の一 神武寺の晩鐘(逗子市観光協会)」看板と標高表示(83.0m)。
三浦半島八景(神奈川県横須賀三浦地区行政センター)?逗子八景(逗子市観光協会)? -
鐘楼。安政6年(1859年)に建立。
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鐘楼の木鼻は龍だ。
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鐘楼の木鼻は龍だ。
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鐘楼の木鼻は龍だ。
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鐘楼の木鼻は龍だ。
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梵鐘。
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梵鐘は戦時中に金属供出され、昭和25年(1950年)の鋳造品だ。
三浦八景であれ、逗子八景であれ、「神武寺の晩鐘」の鐘の音は今とは違っていたはずだ。 -
神武寺本堂(客殿宝珠殿)。阿弥陀三尊を祀る。
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神武寺本堂(客殿宝珠殿)。
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神武寺本堂(客殿宝珠殿)。
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神武寺本堂(客殿宝珠殿)。
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神武寺本堂(客殿宝珠殿)。
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神武寺本堂(客殿宝珠殿)。
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神武寺客殿・庫裡。
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神武寺客殿・庫裡。
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神武寺庫裡。
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神武寺庭園の宝篋印塔。
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神武寺庭園の宝篋印塔。
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神武寺庭園の宝篋印塔。
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神武寺楼門。宝暦11年(1761年)に建立。
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神武寺薬師堂。慶長3年(1598年)造立上葺棟札がある。
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「女人禁制」の石碑。神武寺はかつては女人禁制だった。薬師堂の裏山から続く鷹鳥山ハイキングコースはかつての参道の一つであったのであろう。
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薬師堂の裏山への参道。石畳だ。
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薬師堂の裏山への石畳の参道。
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木立。
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木立。
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薬師堂の裏山への石畳の参道。
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薬師堂の裏山への石畳の参道脇の石。
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薬師堂の裏山への石畳の参道脇の石。
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鷹取山ハイキングコース。
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木立。
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山頂手前の石碑。
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山頂手前の石碑。
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山頂の岩。
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山頂の岩。文字が刻んであるが苔生して良く分からない。「大日本 神武寺」か?それなら戦前の落書きだ。
結局は山王神社は見付からなかった。しかし、地図上にあるのはこのあたりであろう。 -
裏参道。総門から裏参道を行く、京急神武寺駅を目指す。谷を下りたあたり。
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裏参道。谷を下りたあたりの丸太橋。
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裏参道。谷を下りたあたりの石畳。
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裏参道。谷を下りたあたりの石橋。
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裏参道。谷を下りたあたりの山道。
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裏参道。谷を下りたあたりの石橋。
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裏参道。谷を下りたあたりの崖下の道。
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