寝台列車の旅「日本海」と「北斗星」【その3】
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【その1・最初のページ】
http://4travel.jp/traveler/midnighttrain/album/10641732/
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弘前まで「日本海」号に乗車した旅。弘前で弘南鉄道大鰐線で大鰐へ。そしてまた弘前へ。最後は青森から森へ向かい、「北斗星」号で上野まで一気に行きます。 -
いかめしで有名な森駅へ到着。ここから一本、北斗星号で上野へ。しっかり夜なので、当然、いかめしも売っている時間ではありません。残念ですが…。
駅前の居酒屋で小一時間、美味しかったけどあまり地元色はなかったかな? 何より都会的な値段だった。続いて入ったコンビニのセイコーマートは品揃えと値段が良い。 -
突如、「何号車ですかー!」と叫ぶ声。びっくりしたら窓から身を乗り出した車掌さんだった。文明の進んだ時代に鉄道の黎明期を見たようなそんな一瞬。「9号車ー!」「もうちょっと後ろー!」反射神経とかそんなものを試されているようだった。
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余韻は消し飛ばされるも今回の目的の2つ目、北斗星号上野行きに乗車します。結局、隣の号車へ乗車してしまい一両分移動します。間違えて乗った号車、ツインデラックス室は結構空いていました。運良く購入出来た(キャンセル待ち)ロイヤル室へ。このために今回のプランを考えたようなもので、確保はなかなか大変でした。予算も大変!
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入るやいなや、切符拝見とドリンクサービスが矢継ぎ早に。やはりオフシーズンに森駅から乗ってくる人は稀なんですね。先ほどの車掌さんが大変ベテランな方で親切であること。ベッドをエクストラサイズに出来ることなど、たくさんの情報をいただきました。血の通ったコミュニケーションが良いですね。
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ドリンクサービスは食堂車のスタッフが運んで来てくれます。ミネラルウォーターにお茶、ウイスキー小瓶にハーフボトルのおたるワイン。氷はインターホンで追加を頼むことができます。物見遊山に氷の容器を抱えて食堂車へ貰いに行くのもありです。右下の緑色のカードは部屋の鍵。そのまま記念に持ち帰ることが出来ます。
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【昔の写真】しっかりとした鍵です。この他、カードタイプの鍵の車両があります。現在の鍵の種類は、
◎A寝台個室ロイヤル…カードキー
◎A寝台個室ツインデラックス…カードキー(登場時しばらくは外鍵なし)
◎B寝台一人用個室ソロ(ロイヤルと同じ車両)…カードキー
◎B寝台二人用個室デュエット(ロイヤルと同じ車両)…カードキー
◎B寝台一人用個室ソロ(ロビー車)…シリンダーキー
◎B寝台一人用個室ソロ…暗証番号入力テンキー
◎B寝台二人用個室デュエット…暗証番号入力テンキー
車両の区分や作られた時期の差が出ています。 -
【昔の写真】B寝台車。暖色系のファブリックと絨毯が敷かれたり、下段寝台のカーテン上部に目隠しが施され、当時はかなり改良された雰囲気が漂っていました。現在もほとんど変わっていませんが、扉の付いたセミコンパートメントタイプがあります。(1989年)
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【昔の写真】最終日間近の青函連絡船「羊蹄丸」。1988年3月のトンネル開業によって乗り換えることなく行き来ができるようになったのと同時に、青函連絡船は長い歴史を閉じました。(1988年3月・青森にて)。
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現在に戻ります。紹介した列車と連絡船を乗り継ぐ大変だった津軽海峡の旅も、今では食堂車でごはんを食べながら渡ることが出来ます。
さて、いまでは貴重な食堂車。どうしようか迷ったけど、やはりあとで行ってみると決めた! 心配なのは安いメニューあるだろうか? -
途中、盛岡らしき駅を何となく覚えているものの不覚(?)にも爆睡。シャワーを使い、列車内とは思えないほどぐっすり眠れました。ベッドを広げると部屋一杯になりますが、ダブルサイズで相当快適です。気がつけば東北路を南下中。この場所をこの寝台車で通過出来ることに感謝です。
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洋朝食1,600円。なかなかというか、普段ならパン一枚の人間。朝ごはんにこれだけ出せないけど、ここは外せなかった。ボリュームはかなりあり。和朝食も同じ値段であります。メニューを見てそのまま敬遠して帰る人もいてやはり値段の問題だろう。価値観の分かれるところ。食堂車グランシャリオの情報はこちら:
http://www.nre.co.jp/ressya/dining_car.shtml -
部屋に備え付けのしおりがありました。尾久車両センターというのが渋すぎる。たぶん正統に考えれば「JR東日本」なのだろうけど、この方が響くんだ。しびれるんだ。直接、農家の作り手さんから作物を買う感じ…わかりにくい。
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新型機関車に変わった北斗星号。食堂車のベテランチーフさんが機関車について教えてくれた。新しいEF510型はスーパーカーのような強力な機関車らしい。ゆえにちょっと乗り心地は神経質。前の機関車EF81型の方がソフトで1300ccの車が頑張って引っ張っている感じ。乗り心地としては以前の方が良好らしい。ちょっと力有り余ってるのかな?
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日本海号と同じく、多くの方がカメラを持って撮影していましたね。重要なことでひとつ違うのは女子がとーても多いこと。昨晩も集団でストラップをたくさんお土産にされていましたし。ややお洒落に見えるから集まってくるのか? 集まってくるから華やかに見えるのか? 鶏が先かタマゴが先か?
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駆け足だった寝台列車の旅も無事に終了。
残念ながら運命の決まってしまった日本海号と、運命を悟りつつも、まだまだ現役の北斗星号という二つの夜行列車に幸いにも久しぶりに触れることが出来ました。北の小駅から一晩で都会の駅まで運んでくれる列車が走っていること自体が奇跡なのかも知れない。とも思う道中でした。
今回の旅のきっかけは、小さい頃、祖母に連れられてよく乗った「日本海」号の遠い記憶。まったく我がままを言わない祖母が、珍しく「下の段に寝てもいい?」と言い、長く窓の外を眺めていたことが記憶に残っている。少し前、病に倒れた時、手術後の遠い意識下での「日本海」の話は言葉にならずも通じたようで、笑みがこぼれたのは嬉しい事実。その思い出の列車が消えてしまうのは残念ですが、もし、祖母が外出出来るまでに回復したなら、今度は季節列車に乗せてあげたいとも思う。最後に主観で恐縮です。
最後まで、ご覧戴きありがとうございました!
◎最初はこちらからです【その1】http://4travel.jp/traveler/midnighttrain/album/10641732/
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