島根鳥取、寺社巡礼ー4日目 三徳山投入堂、倉吉赤瓦白壁
28位
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- 交通手段 :
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- 現地移動 : 高速・路線バス / タクシー / ANAグループ / JRローカル / 徒歩
- 一人あたりの費用 :
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- 旅行費総額 : 10万円 - 15万円
- 同行者 :
- カップル・夫婦
島根鳥取旅行の最終日。
三徳山三佛寺を訪れ、宿坊に泊まりました。
今、三佛寺は開山1,300年の大改修を行っており、ちょうど最後の大仕事、御本堂の建て替えを行ってる真っ最中。
なので、本堂は板1枚釘1本まできれいに解体された状態で、本堂のあった場所の前にプレハブの仮本堂を建てております。一見、現場の事務所に見えます。
三佛寺といえば、国宝指定の"奥の院"、通称"投入堂"。
「役行者」こと役小角(えんのおずぬ)が、崖の窪みに「エイヤッ」と法力で投げ入れたという言い伝えから"投入堂"と呼ばれています。
三佛寺本堂の裏手に入山口があり、投入堂までの行場を歩きます。
昨今の登山、トレッキングブームで観光として登りに来る方が多く、ゴールデンウィークもかなりの人手がある模様。現に、到着した日に受付の兄さんに聞いた話では、受付の始まる8時の1時間前には、もう行列が出来ており、10時頃以降は投入堂までの山道は渋滞のようになり、自分のペースでは登れなくなるようだ。
我々は前日から寺に泊まっているし、受付も済んでいるので一番乗りで入山しようと意気込む。
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寺の朝は早い・・・。6時起床。
6時30分よりプレハブの仮本堂にて勤行。
僧侶は米田住職の一人だけ。そういえばこの寺にいるのは、住職とその奥様(?)以外はみんな若い兄さんかお姉さんだ。
住職のソロで、読経・太鼓・鐘。BPMも早いし、声量、音量もある。けっこうロックだ。
我々も一緒に本日の入山者のみんなの安全を祈る。
そして、お勤めの後は住職のお話し、投入堂を含む三徳山一体を世界遺産にしようという活動が周辺であるそうな。
絶え間なく入って来る入山者がお金を落としてくれるのはうれしいと思うが、修行の場が荒らされ、建造物をはじめ、行場の植物、岩や土壌にもダメージを受けるというのは、住職にとってはどういう気持ちなのだろうか?と気になった。
もともとは神聖な行場である。安全性の問題から、崖の下に網が張られたり、道路が整備されたり、日本語・英語の注意書がそこらかしこに氾濫したり、なんてことはやめてほしい。
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お勤めの終わったころには、早くも入山者が。外の受付には、まだ係りの兄さんがいないので、そのまま中まで入って来れるのだ。
住職は彼らに対しても「当院のご説明」と忙しいご様子。他の僧侶がいないので、ひとりで働きっぱなしだ。
我々も8時の受付時間には、入山口に並びたいため、輪光院へ降りて朝食をいただく。
朝食も精進料理。住職も戻ってきて、またお話し。
私の持っていた清水寺での"柳潅頂"の柳の枝に興味津々のご様子。修繕工事でかなりの費用がかかったのか、お金の話しが多い。
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ここで200円を払い、登山事務所受付お兄さんの靴裏チェック。
溝のなくなっている靴や、逆に道や植物を傷つけそうな金属の付いたごっつい登山靴はNGとなる。
私はNGでなかったが、わらじ掛けの方がすべらずに登りやすいという話しを、いろんなところで読んでいたので、わら草履着用を申し出る。わら草履は500円で購入。
軍手もガイドで見て持ってきてました。あった方がよいです。
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外の受付もオープンとなり、人が入ってきたところで、わたしらも事務所で名前と時間を書いて、輪袈裟を掛け(登山と違ってあくまでも"修行"です)入山。
まずは、朱の橋を渡り、お稲荷様に無事に修行ができることを祈願。
ちなみに最近では、2008年5月に死亡事故が起きてます。
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投入堂に行くまでは、修行の場としては「下段行場」という一番初心者向けの行場である。この上に中段、上段、さらに上というように三徳山全体に行場があるのだそうだ。
投入堂までは、現在立ち入り禁止。
2007年11月、開山1300年を機に一般から作文選考で3名が選ばれ、投入堂の拝観を許された。60年ぶりの一般公開ということだったが、取材・研究ではたまに美術や建築の世界の方が登ってるみたい。有名な方では土門拳、安藤忠雄、山下裕二らが投入堂まで行ってます。 -
山道を一気に上がる。
はじめの難所は"かずら坂"。
木の蔦や根っこを足がかり、命綱にして山を登る。登るコースの選択肢がいくつかあり、人の流れもまだないことからベストのコースがわからない。選択を失敗すると手こずることとなる。 -
鐘楼堂を抜けると"馬の背"と"牛の背"。
私は馬や牛の背中を歩くような道なんだなということから、「うまくバランスを取らないと歩けなくて、両側は断崖で足を踏み外したら谷底行き。」なんてのを連想していたのだが、そんなことはありませんでした。
余裕で歩けるくらい平坦な部分の道幅があり、危険はなし。仮に足がすべったとしても、そのまま谷底行きではなく、ワンクッションあるし、木も生えているので、命を落とすことはまずないです。ひと安心。
(Wikiによると、私の連想していたとおりで、昔は両側が断崖絶壁だったが、改良され難所ではなくなったそうな。) -
見なれたショットですが、投入堂。
投入堂は、二つのお堂が合体しており、愛染堂が後から増築されたとされている。廂が二重になっているそうなのだが、ここからではわかりにくい。
なお、昭和30年台までは、誰でも自由に投入堂まで登ることができたのだ。
宝物館に行くと戦後まもなくの修学旅行の写真があり、投入堂の回廊に何人もの学生が座ってて、さらには投入堂を支える細い柱にも人が座っている。女学生も袴にブーツで我々が行ったところに並んで記念撮影。というのがあった。
今なお、投入堂にはたくさんの落書きが残っているそうだ。
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我々は本日の3組目としてここに到着。先発の方がさらに10mほど上のところまで行ってたので登ってみる。
岩をよじ登ると畳半帖ほどのスペースがあり人ひとりくらいなら立てる。若干目線が高くなるくらいだが、気分はいいものである。
10分ほどここで過ごしたろうか、次々と人が登ってくるので、引き返すことに。
帰りは基本的に同じルートを戻ることになる。それにしても次から次へと人がやってくる。前にほとんど人がいない状態で登れたのはラッキーだった。
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帰りもまた厳しい。坂を降りるというのは、登るのよりも手と足のやり場に困るものである。
わらじの威力の恩恵を受け、まったくすべることなく今まで登り降りしていたのだが、ゴール間近のお稲荷さんを過ぎたあたりで、すべって転んだ。
やはり気の弛みで何でもないところでコケてしまうのだ。
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9:40、登山事務所へ戻る。わらじの足を洗い終了。
仮本堂にてお礼のお参りをする。それにしても行く人も帰ってきた人もご本尊さんにお参りをしない人がほとんどである。確かにプレハブで本堂建替工事現場の事務所みたいだが、修験者の聖域に一般人が踏み入ることができることに感謝くらいしよう。
さて、無事任務を果たしたので、ゆっくり「宝物館」を見ることにする。ここも誰もいない。すばらしいブツがあるというのに、なんともったいないことか・・・。
宝物館の中は「今日はお休み?」ってくらいに薄暗い。が、照明がぼんやりとあたっているところもあるので、やっているのであろう。
投入堂、愛染堂にあったブツは、今はここにおいてあるのだ。
有名な投入堂ご本尊の"蔵王権現像"は、右足と右手を高く揚げて「イエイッ!」とやってるポーズ。よくバランス取ってられるなぁ。
他に6体の蔵王権現も投入堂にあったものが展示されている。(すべて重文)
投入堂の棟札・古材(国宝)も展示あり。後から入ってきた観光ハイヤーの方の説明を漏れ聞いたところでは、"触ってもよい国宝だ"とのこと。
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三佛寺を後にし、バス35分で倉吉駅へ(670円)。接続が良く、待ち時間なしで赤瓦白壁土蔵群へ行くバスに乗り換えできた。10数分で着(220円)。
ひと気がないが、玉川沿いへ行ったら、人が一気に出てきた。赤瓦は古い土蔵の外観はそのままで、内部を改造してお土産物屋にしたり、体験コーナーにしたりと、お伊勢さんの"おかげ横丁"のように観光目的で作られた感のある場所だが、写真映えするのは確かです。
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これまでまったくお土産を買っていなかったので、赤瓦をいくつか見て、八号館で購入することに。
栃の実羊羹、しじみ、出雲そば、和菓子等々と鳥取&島根のたいがいの物は買える。
そして、どこに行っても鬼太郎が・・・。
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