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東急ハーヴェストクラブ 京都鷹峯&VIALAのクチコミ(58件)
一覧を見る京都市内でありながらリゾート気分も温泉も満喫できるホテル
4.0 旅行時期:2017/05(約7年前)
平成29年5月の平日に「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA」に2人で一泊しました。東急ハーヴェストクラブの中でも比較的新しく、市内の丸太町にあった同系列のホテルは廃止され、数年前に金閣寺の北方の地「しょうざんリゾート京都」内に新規オープンしました。グレードが高いVIALAと普通タイプのハーヴェストの2種類がありますが、今回は普通タイプのハーヴェストに宿泊しました。
京都駅からレンタカーを借りてリゾートへ向かいました。
金閣寺近くの、千本北大路の交差点の北へ、佛教大学の正門前を横切るように二股道を左にしばらく進むとホテルの看板が見えてきます。少し中心市街地からは外れていますが、レンタカーであれば約30分程度で着くので不便を感じる距離ではなく、市内ほど騒々しくない場所に位置しています。
落ち着いた佇まいのホテル正面に到着。入口の看板からは想像ができないぐらい、ホテルの敷地は広く京都洛北の豊かな自然をうまく利用しながら古都京都にふさわしく低層の建物になっています。
ホテルに入ると、フロント係員が出迎えてくれてフロントでチェックイン。人数分のカードキーを受け取ります。
さらに綺麗なフロントから奥のエントランスロビーへ進むと、前方には、まるで山の自然が描かれたような屏風絵を見ているかのように、大きなガラス窓によって切り取られた鷹峯の借景を見ることができます。とても見事です。
鷹峯の借景という、とても良い眺めをしばしの堪能。このフロアーがある本館は丘陵の一番高いところにあって、宿泊する南館が向かい側に見えます。
また、このロビーにはイタリアンレストランと心地よさそうなラウンジがあって、ショーケースにはソフトクリームも販売されており思わず誘惑に負けてしまいそう。「必ず後で食べに来よう!」と心で誓いながら、今は誘惑を振り切って目指す南館に向かいます。
ここから南館へ行くには、なんと、ホテル専用のケーブルカーに似た乗り物があるではありませんか!なんとも旅行気分を盛り上げてくれます。心憎い演出に特別感があります。この「スロープカー」に乗り込みます。
スロープカーを降りれば南館の到着フロアーです。目を引くのが囲炉裏端や足湯。ライブラリー、キッズルーム。客室しかない建物は味気がないもの。こちらでは居心地が良いよう、工夫がされています。客室でも十分に寛ぐことはできますが、客室から一歩出れば気分転換ができました。そのほか、ランドリー室や電子レンジや製氷機もあるので長期滞在にも対応しています。
今回は、スタンダードタイプのツインルームを2名で利用。素泊まり一人あたり法人会員料金4,356円の基本のプランのみ(一般で販売されている料金はもう少し高いと思います)。京都にはたくさんの訪れたい懐石のお店があるのでこのプランを選択しました。客室はツインルームで40㎡もあって、この広さは京都市内のホテルでは望んでも望めない広さです。
ゲストルームに入ると、クローゼットがあり、バスルーム、そして、ベットルームと続きます。バスルームには手前に使い勝手が良い洗面台があって収納スペースも十分。アメニティ類は、むき出しではなく、重箱に収められており京都らしさを演出しています。
ベットルームは、外国の高級リゾートにあるような、キングスサイズのベッドで、気持ちよく安眠できそうな、真っ白で清潔な布団やシーツ。枕元には明かりを調整できるシックな照明や、足元ライトがあって便利です。まれにシックな雰囲気にしようとするあまり、照明が十分でないホテルがありますが、夜の読書でも困らないくらいの、十分な明るさです。
窓際にはソファベットにすることもできるソファや小テーブル等もあって、寛ぎスペースも快適です。
客室の大きな窓からは、鷹峯が目の前に見えます。ベランダに出て清涼な空気を吸い込みながら、下を見ると、趣がある日本家屋の「京の料亭 千寿閣」や石畳み、竹林があって「あぁ京都にきたなぁ」と実感できる一瞬です。
さて、落ち着いたらさっそく温泉大浴場へ。天然温泉が楽しめる「明(あかり)の湯」は日替わりで趣が異なるお風呂(「宙」と「地」)を楽しめるようになっています。その日は、内湯のほか、人工の小川沿いの露天風呂と窯風呂があるお風呂でした。。川のせせらぎが不思議に落ち着いた気持ちにしてくれます。泉質は刺激が少ないアルカリ性単純泉で優しい肌触り。旅の疲れが癒されます。サウナに水風呂のほか、脱衣場には最新式のマッサージ機が2台あって無料で使うことができました。就寝前にもお風呂に入ると、小川の対岸にある竹林はライトアップされ、幻想的な雰囲気を満喫できました。
素泊まりなので朝夕のレストランを利用しませんでした。京都の旅では懐石弁当の仕出しを利用したり、市内の料理店に食べに行ったりしたい人も多いと思います。夜にしっかり食べてしまうと、朝のブッフェはあまり食べられないもの。そこで「しょうざんリゾート京都」内の「カフェテラス バウハウス」で、コーヒーやミックスサンドなどの軽食を頂きました。午前11時までは2種類のモーニングセット(600円、700円)を提供しています。天気が良かったので、川沿いの広場に面した明るいテラス席で、のんびりできたのがとても良い思い出になりました。
ホテルは「しょうざんリゾート京都」内にあって、同リゾート内には、ホテルやカフェのほか、中華料理レストランやボーリング場、結婚式場等の施設がありますが、とても広い敷地なので、けっしてホテルの静寂さを邪魔するものではありません。
また、お風呂施設の近くには、朝食に和洋ブッフェを提供する「紙屋川」という食事処や京都の特産物を中心とした、洗練された京都特産品が並ぶお土産処があり、湯上りにぶらぶら見て楽しみました。
たまたま喫煙所でお話しした人は、このリゾート近くの山に散策を兼ねて登るっと言う事でした。夏でも市内に比べて高い位置にあるので涼しく、とても気持ちがいいところですよ、とお話しされていました。また、別の人は今日一日、京都市内には出歩かないで温泉三昧をしてのんびりしたそうです。そんな過ごし方もあるんだなぁと感心させられるとともに、リゾート内は自然に囲まれた、凛とした涼しさにマイナスイオンを感じることができる場所柄なので、そんな過ごし方も納得します。とても気持ちよいところです。リゾートに滞在しながら気が向いたら京都の町屋歩きもできるなんて最高ではないでしょうか。一泊ではもったいないと感じました。
ホテルに宿泊する際には、客室の向きにより鷹峯が見えない場合もあるので、チェックインの際にフロントで相談してみるのもいいでしょう。フロントではチェックアウト前日の事前清算を受付けしており、夜11時頃に事前清算と宅急便をお願いしたところ、嫌な顔一つせず、大変丁寧に対応していただけました。
また、ホテルへ訪れる場合には、京都駅から無料のシャトルバスがあります。しかし、一日に3本しかなく時間が合わないと利用できません。その場合には、京都駅から地下鉄に乗り換えて「北大路」駅で下車、タクシーで行くことになります。多少の不便さは否めません。ホテルの駐車場は無料ですのでレンタカーで行くことをお勧めします。または、荷物がある場合には、思い切って京都駅からタクシーを利用するのもいいでしょう。
クチコミ投稿日:2017/05/18
- 利用目的:観光
- 同行者:家族旅行
- 1名1泊予算:5,000円未満
- 部屋タイプ:ツインルーム
- アクセス
- 2.0
- 京都駅から地下鉄に乗り換えて「北大路」駅で下車、タクシーで行くことになります。多少の不便さは否めません。ホテルの駐車場は無料ですのでレンタカ
- コストパフォーマンス
- 4.0
- 充実の施設のわりには料金がお得。
- 客室
- 4.0
- 綺麗で広い客室です。
- 接客対応
- 3.0
- 丁寧親切な対応です。荷物は自分で部屋まで運びます。
- 風呂
- 4.0
- 温泉大浴場があります。
- バリアフリー
- 4.0
- ユニバーサル対応の部屋もあります。障害者に配慮した施設です。
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