12月28日から1月5日までの年末年始のイタリア一人旅で、評判いまいちの中国国際航空(Air China)を使いました。選んだ理由はずばりコスパ！往路は羽田発北京経由ローマ、帰りはミラノから上海経由成田の行程で、往復55,940円！の超破格値。迷わず飛びつきました。友人からは「落ちんじゃないの？」と侮辱的にけなされましたが、まあその時はその時（？）と覚悟（？？）を決めての出発でした。海外旅行はそんなに行きませんが、結果的には今まで使ったANA、ルフトハンザ、エアカナダに勝るとも劣らない快適な空旅を楽しめました。良かった点から。①搭乗時間が搭乗した４便すべてほぼ１時間前から始まりそれが結果的に不快な搭乗時の殺伐とした混雑がなくのんびり搭乗でき、そしてすべて定時出発を実現していました。②CAはみな大変親切で誇りをもって働いてました。トイレに近い席だったのですが、CAさんが定期的に頻繁にトイレ掃除をしていたので大変さわやかな状態でした。通路にごみがあるとすぐに拾い、客が寝ているのに読書灯がついていると消してあげるなど細やかなサービスも好感が持てました。③料理はボリュームもそこそこあり、すべておいしかったです。好みの問題ですが。ビールワインも飲み放題、好きな時に言えばいつでも持ってきてくれました。④４便とも定時到着かそれより少し早いくらいでした。北京発ローマ行きが787-9だったせいもあってか大変快適で熟睡もできました。いいことばかり書きましたが、いくつか注意点と人によっては好みが分かれるだろうな、という点などを書いておきます。①北京空港乗り換えは時間がかかる！私は３時間とりました。長蛇の列なのに対応窓口はたったの２つ！余裕がない人が空港職員に訴えていましたが全く受け入れてくれません（なんと長蛇の列に並んでいる客が連携してその人を前に行かせてあげるという感動的なシーンもありました。）。②北京・上海の乗り換えの荷物検査が厳しい。私は知っていたので良かったですが、パソコンはもちろん、すべてのバッテリー、Wifi、歯磨き粉をすべて外に出さないといけません。これで引っかかる人が多くいてとても時間がかかりました。結果的にトランスファー通過だけで２時間！３時間とって正解でした。③機内にて、日本語対応のできるCAは日本発着便でもいませんでした。片言の英語は必要です。④エンタメも日本語対応はほぼなし。私は寝るのがメインなのでまったく気にしませんでしたが。⑤CAは、違反行為についての注意は毅然と対応します。特に“機内モードでも”スマホ利用は常に禁止でした。発着時の英語のアナウンスではっきり言っていました。日本人が注意されているのが何人かいて日本人としてちょっと恥ずかしかったです。以上、評判さんざんなエアチャイナの名誉のために（笑）書いてみました。ぜひまたお手頃な便があれば利用すると思います。エアチャイナの特典航空券はどんなシーズンでも空いていますしね（笑）。長文失礼しました。